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ABDA司令部
 
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'''アルカディア会談'''(アルカディアかいだん、[[英語|英]]:Arcadia Conference)は、第二次世界大戦中の[[1941年]][[12月22日]]から[[1942年]][[1月14日]]まで、[[イギリス|イギリス連合王国]]と[[アメリカ合衆国]]の政府首脳間で、[[ワシントンD.C.]]において行われた会議である。「アルカディア」は会議の[[コードネーム]]として使用された。代表は[[ウィンストン・チャーチル]]と[[フランクリン・ルーズベルト]]である。
 
[[真珠湾攻撃]]が起きたばかりであるが、アメリカ合衆国は戦争に勝利することを約束し、最初の目標は[[ナチス・ドイツ]]であるとした(ヨーロッパを最初の戦略目標とした)。また、[[ヨーロッパ作戦戦域]]において軍事的資源を統一して運用することにも同意した。南西太平洋戦域については、[[ABDA司令部]]の設置を合意した。
 
それ以外の会議の結果として、[[連合国共同宣言]]を[[1942年]][[1月1日]]に行い、連合国(現在の[[国際連合]])の結成に同意した。