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尊長は六波羅で誅殺された(一説に自害したとも、傷により死亡したともいわれる)。死の前日に『[[明月記]]』によると、捕縛された際に自殺し損なった尊長は、「早く首を切れ。さもなければ義時の妻が義時に飲ませた薬で早く自分を殺せ」と叫び、問いつめる武士たちに「今から死ぬ身であるのに、嘘など言わん」とも述べたといい、探題の時氏・[[北条時盛|時盛]]らを驚愕させたという(『明月記』6月11日条)。その3年前における前[[執権]][[北条義時]]の死去がその室[[伊賀の方]]による毒殺であったとの発言であり、このことは現在、義時死後に起こった[[伊賀氏の変]]において尊長の兄弟である一条実雅が将軍候補とされていたことと、関連づけて語る見解が多い。しかし、この見解については、最近山本みなみが研究史を精確にたどり、その首唱者が実は戦前の平泉澄であることを指摘するとともに、新出史料をも踏まえて毒殺説に多角的な批判を展開している{{Sfn|山本|2020|}}。
 
== 登場作品 ==
; テレビドラマ
* 『[[草燃える]]』([[1979年]]、NHK[[大河ドラマ]]、演:[[蟹江敬三]])
== 脚注 ==
{{Reflist}}