「ロバート・フロスト」の版間の差分

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物語詩とアイロニー、スタンザについて
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==The road not taken==
 
この詩は、1916年に{{仮リンク|Mountain Interval|en|Mountain Interval}}に収録された[[物語詩]]の作品である。
フロストは1912年から15年の間を英国で過ごし、そこで同じく詩人である{{仮リンク|Edward Thomas|en|Edward Thomas (poet)}}と親しくなる。フロストは1915年にニューハンプシャーに戻った後、この詩の初稿を彼に送った。
この詩を彼は個人的に深く受け止め、そして第一次世界大戦に従軍するという決断に大きな影響を与えた。その後、Thomasは2年後に{{仮リンク|アレスの戦い|en|Battle of Arras (1917)}}で戦死している。
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それは、長年にわたって親しまれ、彼の詩の中でもっとも有名なものとなっている。
しかし、研究者の中には、これは最も誤解されている詩であると言う人もいる。
この詞は、自由意志を重んじ「自らの道を進め」という内容の詩ではなく、フロストの代名詞でもある、[[アイロニー]]に満ちた諦観に満ちた詩であるのだと彼らは述べている。
 
最後の[[スタンザ]]で、語り手は「今から何年、何十年先に」老人なった時、この物語を「ため息」と共に語り続けると述べている。「ため息」は後悔か満足のどちらかを表す表現であるが、原文において明言はされていないのである。
 
フロストの伝記を記したLawrence Thompsonによると、フロスト自身が一度この詞を朗読した際に、観客に向かって"You have to be careful of that one; it's a tricky poem — very tricky,"