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避難経路は、屋内または屋外の避難に際して使用される道筋のことである。
 
屋内施設には多くの場合、安全に退避できる道が設計段階から設定されており、経路には緑色の[[誘導灯]]と[[非常灯]]が設置されている。また、[[廊下]]・[[部屋]]等の見やすい場所には避難経路図が貼り付けてある。これらは、[[建築基準法]]と[[消防法]]で設置が義務付けられているためである。
 
屋外の避難経路については、[[国]]または[[自治体]]が周辺の地図を含めた案内図、または[[一時避難場所]]や[[広域避難場所]]の方向を示す[[標識]]を設置している。また、一部出版社が詳細な災害時避難用の地図を販売していることもある。
避難経路を確認したい場合もしくは、避難する場合には、自分または団体で個別にこれらを確認する必要がある。
ただし、販売されている[[地図]]は一部地域のものに限られており、全国を網羅しているわけではない。また、路上に設置してある地図も、落書き、日焼けなどで見ることが難しい場合がある。
 
避難経路を確認したい場合もしくは、避難する場合には、自分または団体で個別にこれらの案内図等を確認する必要がある。
 
== 留意点 ==
旅行や出張または勤務先が遠いなどの遠隔地において帰宅困難([[帰宅困難者]])となってしまった場合、直ちに自宅等へ帰宅することは、薦められていない。特に大規模な都市の場合、移動者が数十万人の規模となり、この人数が避難経路上に集中し、この人々に対する支援(トイレ・給食・給水等)が事実上できないためである。自治体では、地域住民とともに[[一時避難場所]]や[[広域避難場所]]へ移動し、少なくともある程度の応急的な復旧が始まるまでの数日間、地域に滞在することを求めている。なお避難場所では、帰宅困難者に対する安全な避難経路の情報を提供するシステムを構築している。
 
== 課題 ==
ただし、*販売されている[[地図]]は一部地域のものに限られており、全国を網羅しているわけではない。また、路上に設置してある地図も、落書き、日焼けなどで見ることが難しい場合がある
*路上に設置してある地図も、落書き、日焼けなどで見ることが難しい場合がある。また屋外の掲示物の設置場所は、必ずしも被災時に安全に確認できる場所とは限らない。
 
== 避難経路の案内標識 ==
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Image:Evacuation route sign2.jpg|屋外の避難経路図
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</gallery>
 
 
{{Disaster-stub}}
[[Category:防災施設|いちしひなんはしよ]]
[[Category:災害救助|いちしひなんはしよ]]
 
== 関連項目 ==