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== 殺陣の技法 ==
戦前の邦画アクションは時代劇の殺陣が中心で、現代活劇のアクションには技斗という名称もまだなく傍流の位置づけであった<ref name="takase13" />。[[映画]]『[[子連れ殺人拳]]』([[1976年]])や『[[激殺! 邪道拳]]』([[1977年]])では、[[主演]]・[[千葉真一]]と戦闘相手の[[ジャパンアクションクラブ]]の演者は実際に[[殴打技]]・[[蹴り技]]を打撃し合い、これらをノーマルスピードからハイスピードへ切り替わりながら[[カット#映像作品における「カット」|ワンカット]]で[[撮影]]された<ref name="中村">{{Cite book|和書|author=中村カタブツ|authorlink=中村カタブツ|year=1999|title=極真外伝 〜極真空手もう一つの闘い〜|publisher=ぴいぷる社|pages=172 - 186|isbn=4893741373}}</ref>。当時は[[コンピューターグラフィックス|CG]]がなかったためにこの技法が採用され、信憑性と凄みのある映像となっている<ref name="中村" />。ほかにも[[映画監督]]・[[五社英雄]]は斬られた時の効果音の開発や、鉄身を使って刃引きはしてあるものの重量は[[日本刀|真剣]]と同じものを使用し、[[夏八木勲]]を主演に据えた時代劇映画『牙狼之介』([[1966年]])と『[[牙狼之介 地獄斬り]]』([[1967年]])では<ref>{{cite episode|title=あの人に会いたい File No.369 夏八木勲(なつやぎ いさお)1939~2013|episodelink=|url=http://www.nhk.or.jp/archives/anohito/past/2013/369.html|series=<!-- The name of the series the episode belongs to. -->|serieslink=<!-- The title of a Wikipedia article about the series. As with episodelink, do not link this yourself. If the citation is being used in the article about the series itself, this call is not necessary and will in fact create improper formatting -->|credits=<!-- Writers, directors, performers, producers, etc. -->|station=[[NHK]]|city=<!-- City of the local station (if any) or network. -->|airdate=2013-10-12|accessdate=2013-10-13 <!--|archiveurl = httphttps://web.archive.org/liveweb/http://www.nhk.or.jp/archives/anohito/past/2013/369.html |archivedate = 2013-10-13-->}}</ref>、様式美的な殺陣とは対極的なリアル感を表現していた<ref name="刀を当てる">{{Cite journal|和書|author=春日太一|date=2013-5-13|title=夏八木勲さん 五社監督と「刀を当てる」殺陣の流儀を貫いた|url=http://www.news-postseven.com/archives/20130513_188035.html|journal=週刊ポスト|issue=2013年4月26日号|publisher=NEWSポストセブン|accessdate=2013-7-14 <!--|archiveurl = httphttps://web.archive.org/liveweb/http://www.news-postseven.com/archives/20130513_188035.html |archivedate = 2013-7-14-->|authorlink=春日太一}}</ref>。夏八木は「[[東映京都撮影所]]では[[竹光]]を使うが、五社さんの場合は鉄身だから[[日本刀|刀]]と刀がぶつかると『パシャーン』といい音がして、火花が散ることもあった。五社さんは『刀は本当に当てろ。当てないと噓になるからな』と指示してくるのに対して、[[東映]]では腹すれすれで斬ったように見せる流儀があった」と様々な手法があることを語っている<ref name="刀を当てる" />。
 
殺陣の類似例としては、西洋劇のステージ・コンバット(stage combat)があり、これは本当に攻撃や防御を行っているように効果的かつ安全に戦闘シーンを見せる技術をいう<ref>[http://www.dellarte-c.com/combat.htm ステージ・コンバット] デラルテ舎、2019年1月6日閲覧。</ref>。