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'''ハールィチ公国'''（ハールィチこうこく、[[ウクライナ語]]：{{lang|uk|Галицьке князівство}}）は、[[12世紀]]から[[13世紀]]半ばまでに[[キエフ大公国|キエフ・ルーシ]]の南西部に、13世紀から[[14世紀]]までに[[ハールィチ・ヴォルィーニ大公国]]の南部に存在した[[リューリク朝]]の[[公国]]である。

ハールィチ公国は、現在の[[ウクライナ]]の[[リヴィウ州]]から[[イヴァーノ・フランキーウシク州]]、[[テルノーピリ州]]にわたる地域に存在した。公国の[[首都|公座]]は[[ハールィチ]]という町にあった。長い間り、[[ルーシ]]系の[[公]]たちによって治められていた。しかし、[[14世紀]]後半の[[ハールィチ・ヴォルィーニ戦争]]の結果、[[ポーランド王国]]の領土となると次第に自治権が奪われ、最終的に公は廃されて[[ルーシ県]]に改められた。