「電球形蛍光灯」の版間の差分

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第一次[[オイルショック|石油ショック]]を受け、[[1973年]]に「ワット・マイザー」という高効率蛍光管を発明した{{仮リンク|エドワード・ハマー|en|Edward E. Hammer}}が率いる[[ゼネラル・エレクトリック]]の開発チームが[[1976年]]に[[二重らせん|二重螺旋]]構造の電球形蛍光灯を発明したとされる。しかし製造工程に必要な巨額の投資が見送られ、商品化されなかった。
 
その後、[[1978年|1978年]][[日立製作所]]小型のドーナツ状蛍光管を使った'''電球ソケット用の蛍光灯'''を試験発売した。[[1980年]]7月に[[東芝]]が世界初の電球形蛍光灯を発売した<ref>[http://toshiba-mirai-kagakukan.jp/learn/history/ichigoki/1980lamp/index_j.htm 東芝未来科学館:世界初の電球形蛍光ランプ「ネオボールTM」(ボール形)]</ref>。[[1984年]]には密閉形ガラスグローブ、電子点灯回路を組み込んで軽量化した商品を発売した。それからも従来の白熱電球と同様に使用できるよう、明るさの向上、小形化が図られ、より軽量な[[インバータ]]による点灯回路を採用した方式も商品化された。特にE17口金を持つミニタイプでは、[[マイクロチップ|小型]]化した電子回路を口金部分に収納したことで、形状が従来の白熱電球とほぼ同一になり、重量も約60gになっている。[[2013年]]現在では、インバーター部分を小型化して、電球の様に根本まで発光するタイプや、広配光タイプなど、さまざまなタイプの電球形蛍光灯が出回っている。インバーター部分と蛍光灯部分が分離され、蛍光灯部分のみ交換できるものが日立から発売されていたこともあった。
 
なお、白熱電球からの置き換えに関する世界的動向については、後述の「[[#白熱電球からの切り替えを促す動き|白熱電球からの切り替えを促す動き]]」の項を参照。