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すなわち、
* 家産制における官僚は、主君に従属もしくは隷属している「しもべ」であった。そのため、奴隷や農奴、[[ミニステリアーレ|家人]]その他の従属民から採用されたり、[[寵臣]]と呼ばれる個人的な側近層から採用されたりすることは珍しくなかった。
* 家産制においては[[山城町国政|国政]]と支配者個人の[[家政]]の分離がされておらず、[[家政機関]]の職員である「宮内官」が国家行政に携わることが普通に行われていた。彼らは支配者にかわって彼の家産として扱われていた国家の領土や臣民、時にはそれ以外の周辺領域をも支配していた。
* 家産制における官僚においてもっとも重要視されたのは、支配者からの個人的な信頼関係であって、専門知識などは必要とされていなかった。反対に支配者の信用を失えばたちまちのうちにその保護を失って解任され、失脚や粛清の憂き目にあうことも珍しくは無かった。
* 家産制における官僚は、臣民に対して何ら義務を負うものではなく、その職務は官僚側からの恩恵としてみなされていた。このため、臣民は官僚に対して職務行為に対する謝礼([[役得]]・[[礼銭]])を行うのが当然であって、これらが[[賄賂]]とみなされることはなかった。