「磁気バブル」の版間の差分

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== 磁気バブルメモリ ==
[[Image:BMcartridge.png|thumb|right|コナミのBubble System board]]
'''磁気バブルメモリ'''(じきバブルメモリ)は、上記の現象を応用した[[記憶装置]]である。読み書きが可能な不揮発性の[[補助記憶装置]]として使われる。可動部分がなく、フロッピーディスクと違って密閉でき、[[振動]]や[[塵]][[埃]]などの影響を受けないのが利点であるが、外部の磁気の影響を受けやすくデータ損傷が起きやすい欠点もあった。[[ロムカセット]]状の[[リムーバブルメディア]]として使われる事が多かった。例えば、[[1981年]]にシステムズフォーミュレート社が発売した[[FM-8#BUBCOM80|BUBCOM80]]に補助記憶装置として標準装備され、また富士通の[[FM-8]]、[[FM-11]]で内蔵、外付けのオプションで利用できた(内蔵はFM-8のみ)。シャープのPC-5000{{efn2|1983年、海外で発売。後に日本語ワープロソフトを用意して日本で発売。}}もカートリッジスロットを持っていた。また、[[コナミ]](現・[[コナミアミューズメント]])の[[アーケードゲーム|業務用ゲーム機]]などにおいて[[基板]]上に直接実装される応用もあった([[バブルシステム]])。[[ファクトリーオートメーション|FA]]分野でも使われた。
 
登場当時は[[半導体メモリ]]より大容量であり、一定の需要があったが、[[EPROM]]や[[フラッシュメモリ]]など不揮発性半導体メモリの大容量化や[[ハードディスクドライブ|ハードディスク]]の小型化などに伴い、需要は終息した。