「転移温度」の版間の差分

'''転移温度''' (（てんいおんど、Transition temperature) temperature）は[[相転移]]を起こす[[温度]]のこと。転移温度を T<SUB>{{sub|c</SUB>}} と書くこともあるが、異なる場合もある（例：[[反強磁性]]における[[ネール温度]]を T<SUB>{{sub|N</SUB>}} と書いたりする）。

[[超伝導]]において、[[常伝導]]から超伝導、超伝導から常伝導に[[相転移]]する温度のことを超伝導転移温度、あるいは転移温度という。または、臨界温度ともいう。記号はどちらも T<SUB>{{sub|c</SUB>（critical}} (critical temperature) temperature）を使う。

この T<SUB>{{sub|c</SUB>}} は、[[BCS理論]]の中でも最も有名な次の理論式、[[デバイ温度]] Θ<SUB>{{sub|D</SUB>}} 、[[状態密度]] N(0) 、[[相互作用]]強さ V で表される。

:T<SUB>{{sub|c</SUB>}}=1.13 Θ<SUB>{{sub|D</SUB>}}*exp(-1/N(0)V)

[[Category{{DEFAULTSORT:温度|てんいおんと]]}}

[[Category:超伝導|てんいおんと温度]]