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{{Infobox Language
|name=イギリス
|nativename={{en|anglaisEnglish}}
|pronunciation={{IPA|'ɪŋɡlɪʃ}}
|familycolor=インド・ヨーロッパ
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{{Wikiversity}}
'''イギリス語'''(イギリスえいご、{{Lang-en-short|English|links=no}} {{IPA-en|'ɪŋɡlɪʃ|pron}} {{Smaller|イングリッシュ}}、{{lang-la-short|anglica}})とは、[[インド・ヨーロッパ語族]][[ゲルマン語派]]の[[西ゲルマン語群]]・[[アングロ・フリジア語群]]に属し、[[イギリス]]・[[イングランド]]地方を[[発祥]]とする[[言語]]である。
 
==「イギリス語」という呼称==
イギリス語」の「英」はイギリスの[[漢字]]表記「'''英吉利'''」に[[由来]]する。その一方、イギリス語そのものでイギリス語を意味するEnglishはイングランド(England)の形容詞形であり、「イングランド語」を意味する。
 
同じような成立の略語に「[[フランス語|仏語]]」、「[[ドイツ語|独語]]」、「[[スペイン語|西語]]」などがあるが、現代日本では「[[フランス]]語」、「[[ドイツ]]語」、「[[スペイン]]語」といった呼称が普及している。一方でイギリス語は古くに「英吉利語」<ref>例えば、青木輔清 編『英吉利語学便覧 初編』(明治5年刊)など。</ref>という呼称もあったがすでに廃れており「イギリス語」という呼称のみが普及している。イギリス語は[[大英帝国]]の旧[[植民地]]では、それぞれ独立後も公用語もしくはそれに準ずる形で広く使われている。[[アメリカ合衆国]]はその中でも人口・経済および、軍事力で大国となり、米国で話される[[アメリカ英語|イギリス語]]は[[米語]]とも呼ばれる<ref>kotobank [https://kotobank.jp/word/%E7%B1%B3%E8%AA%9E-623957 「米語」] </ref>。
 
==文字==
{{main|英語アルファベット}}
イギリス語は通常[[ラテン文字]]によって記述され、以下の26文字を用いる。
 
{|class="wikitable" border="1" style="font-size:150%;text-align:center;"
手書き時は[[アルファベット]]が連なる[[筆記体]]が以前は主流だったが、現在は署名(サイン)など独自性を追求される場合を除いて、読みやすさなどの観点から[[ブロック体]]が主流である。
 
イギリス語においては多くの文字が複数の発音を持っている。また綴りと実際の発音の食い違いも大きく、発音されない[[黙字]]が存在したり、また一つの発音が幾通りもの綴りで表記される場合もある<ref>「イギリス語の歴史」p97-100 寺沢盾 中公新書 2008年10月25日発行</ref>。
 
==発音==
 
== 方言と変種 ==
イギリス語は[[複数中心地言語]]であり、明確な標準語は存在しない。ただし、最も早くイングランドに植民地化されたアメリカでも17世紀初頭、それ以外は18世紀末から19世紀末にかけての植民地化によってイギリス語圏となったため言語が分化する時間が短く、さらにイギリス語圏諸国は密接な関係を維持しているために言語の断絶も少なくなっており、意思疎通ができなくなるほどの言語分化は起こっておらず、一体性を持った言語として存続している<ref>「言語世界地図」p197-199 町田健 新潮新書 2008年5月20日発行</ref>。イギリス語の系統としては、アメリカ大陸への植民によってアメリカイギリス語とイギリスイギリス語の系統に分かれており、アメリカイギリス語系統はカナダイギリス語とアメリカ合衆国イギリス語とに分かれ、合衆国イギリス語は植民地化した[[フィリピン英語]]の元となった。これに対し、イギリスは18世紀末以降の積極的な植民によって世界各地にイギリス語圏を広げていき、オーストラリアイギリス語やニュージーランドイギリス語、西インド諸島イギリス語やインドイギリス語など、カナダを除く旧イギリス領諸国のイギリス語は全てイギリスイギリス語の系譜へと連なっている<ref>「イギリス語の歴史」p137 寺沢盾 中公新書 2008年10月25日発行</ref>。
 
一方、イギリス語圏の辺縁においては、言葉の通じないもの同士が簡単なコミュニケーションを取るための[[ピジン英語]]が各地で成立した。特に[[カリブ海]]地域においては、[[奴隷貿易]]によって連れてこられたものたちの間で多様なピジン言語が成立し、さらに次の世代には母語話者を得て文法・語彙が整備され、[[ジャマイカ・クレオール語]]に代表されるイギリス語系の[[クレオール言語]]が多数成立した<ref>「世界のイギリス語ができるまで」p239-241 唐澤一友 亜紀書房 2016年4月5日第1版第1刷発行</ref>。このクレオール言語は[[解放奴隷]]によって[[西アフリカ]]へと持ち込まれ、[[クリオ語]]などのイギリス語系クレオール言語がさらに成立した<ref>「世界のイギリス語ができるまで」p247-249 唐澤一友 亜紀書房 2016年4月5日第1版第1刷発行</ref>。英領の太平洋諸島においてもこの過程は存在し、[[パプアニューギニア]]の[[トク・ピシン]]などのイギリス語系クレオール言語が成立している<ref>「イギリス語の歴史」p146 寺沢盾 中公新書 2008年10月25日発行</ref>。イギリス国が世界各地に植民地を建設した関係上、イギリス語を起源とする[[ピジン言語]]・[[クレオール言語]]は非常に数が多く、全世界のピジン・クレオール言語の約40%はイギリス語を起源とすると考えられている<ref>「よくわかる社会言語学」(やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)p81 田中春美・田中幸子編著 ミネルヴァ書房 2015年9月20日初版第1刷発行</ref>。
 
=== 方言 ===