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ベッソスはダレイオス3世らとともに戦場から離脱して東へと逃げたが、大軍を擁しながら敗北を続けたダレイオス3世の権威は既に失われており、[[紀元前4世紀|紀元前330年]]、ベッソスは仲間と共謀してダレイオス3世を暗殺し、[[ソグディアナ]]の有力者[[スピタメネス]]や総督の[[オクシュアルテス]]らと同盟を結び、自らペルシア王を名乗って名前をアルタクセルクセスとした。
 
しかしアレクサンドロスはダレイオス3世の死体を発見すると盛大な葬儀を執り行ってダレイオス3世を葬り、'''その仇を討つ'''という名目によってベッソス追討の命令を出し、更に東へと進んだ。アレクサンドロスが[[ヒンドゥークシュ山脈]]を越えて[[バクトリア]]に侵入すると、ベッソスは抵抗を諦めて逃亡し、スピタメネスやオクシュアルテスとともに[[オクサス川]]([[アムダリヤ川]])の船を焼き払ってナウタクへと逃れた。
 
しかし同盟者スピタメネスの裏切りによって捕らえられ、手土産としてアレクサンドロスに引き渡された。そして[[紀元前3世紀|紀元前329年]]、[[耳]]と[[鼻]]をそぎ落とされダレイオス3世が殺された場所に磔にされたとされる。