「自転と公転の同期」の版間の差分

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[[連星|近接連星系]]の多くも互いの星の自転と公転が同期していると考えられている。
 
{{Anchors|HotJupiter|HJ}}[[太陽系外惑星]]のうち、[[ホット・ジュピター]]と呼ばれるような軌道半径が小さい惑星は自転と公転が同期していると考えられる。{{Anchors|M-type}}また、太陽よりも質量の小さい[[赤色矮星|M型主系列星]]の周りを回っているハビタブル惑星(生命が存在する可能性のある惑星)は、[[ハビタブルゾーン]]が恒星の近くに存在するために惑星が同期自転している可能性があると考えられている。{{Anchors|TRAPPIST-1}}[[地球型惑星]]が7つも連なっていることで知られる[[TRAPPIST-1|トラピスト1]]惑星系は、恒星に近い所を公転していることが分かっており、潮汐ロックが起きている可能性が高い<ref name="Engadget_20170814">{{Cite web |url=https://japanese.engadget.com/2017/08/14/trappist-1/ |archiveurl=https://web.archive.org/web/20170817111319/http://japanese.engadget.com:80/2017/08/14/trappist-1/|archivedate=2017-08-17|deadlinkdate=2022-05-01|title=TRAPPIST-1の惑星系は太陽系よりも古いと判明。生命には厳しい環境も、存在可能性は否定せず |author=谷口宗敬 |date=2017-08-14 |work=公式ウェブサイト |publisher=[[Engadget]]日本版 |quote=至近距離にあるTRAPPIST-1の潮汐力によって自転と公転が同期してしまっていても、常に昼間の暑い側から、常に夜になっている寒い側に大気が対流することで、ちょうどよい環境のエリアが存在することも考えられます。 |accessdate=2019-07-04 }}</ref>。[[大気]]の存在が確認されている惑星もあり、そのような惑星では主星となる恒星の光を常に受け続ける面とその反対側の面の間で[[対流]]による大気と[[気温]]の平準化が起きている可能性もある{{r|Engadget_20170814}}。
 
{{Anchors|Tau}}変わった例では、[[1997年]]に[[うしかい座タウ星|うしかい座τ星]]に発見された系外惑星は、通常とは逆に恒星の自転周期が惑星の公転周期で強制され、同期しているらしいことが分かっている<ref>[http://www.space.com/scienceastronomy/050523_star_tide.html Role Reversal: Planet Controls a Star]</ref>。