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| other_topics ={{Hlist-comma|[[J-POP]]|[[C-POP]]|[[T-POP]]|[[DPRK-POP]]}}
|native_name=케이팝|native_name_lang=ko}}
'''K-POP'''(ケー・ポップ、{{lang-ko-short|케이팝}})は、[[1980年代|1990年代]]に「コリアンポップス({{Lang-en-short|Korean Pop}})」と呼ばれた概念で、[[大韓民国]]の[[ポピュラー音楽]]を指す言葉である。しかし、現在の時点でK-POPはK-POPアイドル音楽に限定される感じが強い。  海外でもK-POPを語る時はアイドルグループの音楽だけを通称するからだ。<ref>https://www.masterclass.com/articles/what-is-kpop#a-brief-history-of-modern-kpop</ref>
'''K-POP'''(ケー・ポップ、{{lang-ko-short|케이팝}})は、[[大韓民国]]の[[ポピュラー音楽|ポピュラー音楽(ポップソング)]]を指す言葉<ref name=":5">{{Cite web |title=Kポップとは |url=https://kotobank.jp/word/K%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%97-188894 |website=コトバンク |access-date=2022-05-26 |language=ja |last=知恵蔵 |quote=韓国(=KOREAN)のポップスのこと。アーティストのルックス、凝った衣装、高いダンスパフォーマンスなど、つくりこまれた世界観で注目を集めている。}}</ref><ref> [https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/k-pop K-pop] Cambridge Dictionary,[[ケンブリッジ大学出版局|ケンブリッジ大学出版局(Cambridge University Press)]]</ref>。アーティストの[[ルックス]]・[[衣装]]・[[ダンス|ダンスパフォーマンス]]などに拘ってつくられた世界観をしている<ref name=":5" />。1990年代に登場し<ref name=":6" />、2000年代以降世界的に人気となった<ref>{{Cite web |title=2020年代、K-POPが世界をつなぐ! あらゆる違いを乗り越える彼らの力。 |url=https://www.vogue.co.jp/lifestyle/article/2020-01-08-k-pop-and-the-world-cnihub |website=[[ヴォーグ|VOGUE]] Japan |date=2020-01-08 |access-date=2022-05-26 |language=ja-JP |first=Condé |last=Nast}}</ref><ref name=":4">{{Cite web |title=BTSの“快挙”がK-POPの歴史を変えた! 「グラミー賞ノミネート」の意味 |url=https://crea.bunshun.jp/articles/-/27088 |website=CREA |access-date=2022-05-26 |language=ja |last=文春オンライン}}</ref><ref name=":6" />
 
K-POPの語源と定義-1993年代より、[[日本]]国内の[[ポピュラー音楽]]に「'''[[J-POP]]'''」という語が使われ始めたことに影響を受け、[[1990年代]]後半頃から、[[日本]]国内における比較語として韓国のポピュラー音楽を指して日本のメディアによって「'''K-POP'''」という語が使われるようになった<ref>{{Cite web |url=http://www5.nikkansports.com/entertainment/column/ishii/archives/37686.html |title=K-POP=アイドルではない/古家正亨さんインタビュー 前編 |publisher=日刊スポーツ |accessdate=2018-04-02}}</ref>。
== 概要 ==
1990年代以前の韓国でポピュラー音楽産業は、「世界地図の無人島」のような存在だった。 韓国で「ポップ」とはアメリカンポップスを意味し、音楽ファンなら米国やイギリスのポップスやロックを聞くのが当たり前とされていた。そのため、「流行歌」の段階を超えることができず、輸入された洋楽にくらべ、地位は高くなかった<ref name=":4" />。
 
なお、韓国では自国の大衆音楽のことは専ら「'''カヨ'''({{lang|kor|가요}}、歌謡)」と呼び、海外向けのプロモーションでのみ「K-POP」の語を使う。ただし、自国の[[テレビ番組]]に『[[:en:K-pop Star|K-POPスター]]』([[SBS (韓国)|SBS]])<ref>https://www.koreatimes.co.kr/www/art/2021/07/688_94307.html</ref>があり、堂々とK-POPの言葉を使っているため、ほとんど使われていないわけではない。韓国の場合、日本の場合のようにK-POPグループを「アイドル」と呼ぶ場合もあるが、小劇場公演を重点とする日本とは異なり、メンバーが直接作曲、作詞に参加する場合が多いため、「アーティスト」という用語を使用することもある。<ref>https://www.thefamouspeople.com/k-pop.php</ref>K-POP企画会社のホームページにはアイドルではなく、[https://en.wikipedia.org/wiki/List%20of%20K-pop%20artists 「アーティスト」という用語で紹介される。]
現代K-POPの始まりは、1991年に結成された「[[ソテジワアイドゥル]]」と見なされている{{sfn|田中|2021|p=50}}。そして、1992年のデビュー曲「I know」とともに韓国歌謡のトレンドが変わり、韓国内で「文化大統領」という称号を得た<ref>{{cite web|url=https://www.wowkorea.jp/section/report/read/119300.htm|title=<コラム>K-POPの「文化大統領」、ソ・テジの伝説|publisher=wowkorea|date=2013-11-23|accessdate=2022-05-12}}</ref>。このグループは多くのファンを育て、多数の韓国国内のバンドにインスピレーションを与え、日本と韓国で人気のあるアイドルと呼ばれる音楽活動に繋がる[[ファンダム]]の総称であるアイドルカルチャーを生み出した<ref name=":6" />。
 
韓国の[[演歌]]ともいえる[[トロット]]を歌う歌手は基本的にK-POP(カヨ)アーティストには含まれない。
1984年に設立されたイェダン企画(現[[バナナカルチャー]])所属だった「ソテジワアイドゥル」を基点とした台1世代(1990年代)、第2世代(2000年代)、第3世代(2010年代)、2020年以後デビューのアイドルは第4世代アイドルと呼ばれている<ref>{{Cite web |title=Kpop history 101: Generations of idol groups throughout the years |url=https://preen.ph/101194/kpop-history-101-generations-of-idol-groups-throughout-the-years |website=Preen.ph |date=2019-10-01 |access-date=2022-05-26 |language=en-US}}</ref>。
 
==== {{K-POP|語源}} ====
K-POPの語源は1993年代より、[[日本]]国内の[[ポピュラー音楽]]に「'''[[J-POP]]'''」という語が使われ始めたことに影響を受け、[[1990年代]]後半頃から日本のメディアによって「'''K-POP'''」という語が使われるようになった<ref>{{Cite web |url=http://www5.nikkansports.com/entertainment/column/ishii/archives/37686.html |title=K-POP=アイドルではない/古家正亨さんインタビュー 前編 |publisher=日刊スポーツ |accessdate=2018-04-02}}</ref>。
編集合戦が発生しているので、合意形成されるまで保護を依頼します。--[[利用者:Louis8815|Louis8815]]([[利用者‐会話:Louis8815|会話]]) 2022年5月26日 (木) 17:25 (UTC)
 
== 概要来歴 ==
[[:en:MasterClass|MasterClass]]は[[2022年]]にK-POPの特徴を通常4人以上の「大規模なアイドルグループ」、「ハイブリッドサウンド」、「ユニークなファッション」「体系的なトレーニング」、「幅の広い振り付音楽だけ」としている<ref>[https://www.masterclass.com/articles/what-is-kpop#a-brief-history-of-modern-kpop All About K-Pop: Inside K-Pop’s History and Signature Sound]「What Are the Characteristics of K-Pop?」Last updated: Feb 24, 2022(2022年2月24日) </ref>。MasterClassによると、2000年代にK-POPは国際化し、2006年にデビューした[[BIGBANG]]のようなグループと共に成長を続けた。特に2010年に結成された人気のBTSの大成功によって、K-POPは批評家の称賛の波を受け、西洋の聴衆に人気が高まった。彼らは国際的なチャートや記録を更新し、ツアーを完売し、2020年のリリース時にビルボードチャートを上回った最初の英語シングル「Dynamite」をリリースしている<ref name=":6">[https://www.masterclass.com/articles/what-is-kpop#a-brief-history-of-modern-kpop All About K-Pop: Inside K-Pop’s History and Signature Sound]All About K-Pop: Inside K-Pop’s History and Signature Sound]「A Brief History of Modern K-Pop」Last updated: Feb 24, 2022(2022年2月24日) </ref>。
=== 1990年代 ===
現代K-POPの始まりは、1991年結成された「[[ソテジワアイドゥル]]」と見なされている{{sfn|田中|2021|p=50}}。そして、1992年のデビュー曲「I know」とともに韓国歌謡のトレンドが変わり、韓国内で「文化大統領」という称号を得た<ref>{{cite web|url=https://www.wowkorea.jp/section/report/read/119300.htm|title=<コラム>K-POPの「文化大統領」、ソ・テジの伝説|publisher=wowkorea|date=2013-11-23|accessdate=2022-05-12}}</ref>。このグループは多くのファンを育て、多数の韓国国内のバンド1984年設立された ェダスピレ企画(現、[[バナナカルチャション|株式会社バナナカルチャー]])所属だった。「ソテジワアイドゥル」与え基点に1世代(1990年代)日本と韓国で人気のあ2世代(2000年代)、3世代(2010年代)、現在2020年以後デビューするアイドルと呼ばれる音楽活動に繋がる[[ファンダム]]の総称であるは4世代アイドルカルチャーを生み出したと呼んでいる。<ref name=">https:6" //preen.ph/101194/kpop-history-101-generations-of-idol-groups-throughout-the-years</ref>
 
=== 2000年代以降 ===
2022年の[[中央日報]]によると、ファンダムの情熱と消費でグループは成長するというファンダムの影響が大きいジャンルである<ref name=":0" />。韓国のK-POPのファンダムは布教活動や広告看板掲載やカフェイベント開催など2~3次コンテンツの生産に熱心な特徴をを持つで。活動内容や所属事務所の運営方針が不適切と判断した際に抗議行動を起こし、それらが運営に直接的に影響を与える例もある<ref name=":0">{{Cite web |title=「LE SSERAFIMのキム・ガラムは外せ」尋常でないファンダム…HYBEの複雑な事情(2)(中央日報日本語版) |url=https://news.yahoo.co.jp/articles/f4d1c8dfab96c57db81f82b724458d076e895c7f |website=Yahoo!ニュース |access-date=2022-05-25 |language=ja |quote=K-POPはファンダムの影響が大きいジャンルだ。新人グループはファンの情熱と消費によって成長する。ファンは好きなアーティストを広く知らしめる「営業活動」を辞さず、2~3次コンテンツの生産に熱心だ。だが、彼らの格別な主人意識は時には恐ろしい圧力になる。音楽やルックスに対する意見を提示するのはもちろん、投入予算や所属事務所の働き方にも関心を持つ。翌月発売予定のBTS(防弾少年団)の9周年記念アルバム『Proof』に違法撮影と女性暴行の疑いで裁判を受けている歌手チョン・バビの曲が収録されるという事実が知らされ、一部のファンが不買運動を行っているのもこのような場合だ。 このような状況なのでHYBEのLE SSERAFIM解決法は複雑にならざるを得ない。マネジメント契約関係で所属事務所はアーティストに問題が生ずる場合、これを解決して保護する義務がある。さらにはキム・ガラムはまだ未成年者なのでさらに用心深いアプローチが必要だ}}</ref><ref>{{Cite web |title=K-POPの「ファンダムの力」を考察。自主と連帯が生む熱狂と危険性 {{!}} CINRA |url=https://www.cinra.net/article/column-202001-kpopfandom_gtmnmcl |website=www.cinra.net |access-date=2022-05-25 |language=ja}}</ref>。
世界的に人気が高まったK-POPはJ-POPにも影響を与え始め、韓国の芸能事務所がプロデュースしたINI、JO1、そしてNiziUなどのグループを誕生させた。また、これとは別にK-POPプロデューサーを迎え入れたり、K-POPスタイルを借用する日本アイドルがますます多くなっており<ref>https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10259261170</ref>、[[IZ*ONE]]活動を通じて会得した団体群舞スキルを[[AKB48]]に適用した[[本田仁美]]<ref>https://m.k-odyssey.com/news/newsview.php?ncode=1065575322679791</ref>、2022年デビューしたグループ[[XG (音楽グループ)|XG]]<ref>https://www.kpopwise.com/2022/01/dmtns-simon-is-producing-girl-group-xg.html</ref>を作った[[Jakops|JAKOPS]]などK-POPの長所を借用してJ-POPを発展させようとする努力が続いている。また、この時期に「Random Play Dance」という文化が生まれたが、これは大衆が集まる場所に広い四角形の空間を作り、無作為に再生されるK-POP音楽を聴き合わせて踊ることをいう。最大100人ほどの人が参加し、自分の知っている歌が流れると四角の中に飛び込んで踊る。無作為に出てくる歌に合わせて踊るために、参加者の大部分が30曲以上のK-POPをある程度熟知していなければならない。
 
== 国外における人気と影響 ==
 
 
== 国外における人気と影響 ==
=== 東南アジア ===
1990年ごろから韓国の歌謡曲が進出をはじめていたが、2000年代に入ると[[タイ王国]]や[[シンガポール]]でK-POPが広く知られるようになった<ref>{{cite web|url=https://www.straitstimes.com/lifestyle/entertainment/a-night-of-k-pop-extravaganza|title=K-pop extravaganza Music Bank In Singapore is a music buffet feast|publisher=straitstimes.com|date=2017-08-07|accessdate=2022-05-12}}</ref><ref>{{cite web|url=https://www2.irrawaddy.com/article.php?art_id=22118|title=K-pop's Slick Productions Win Fans across Asia|publisher=The irrawaddy|date=2011-09-22|accessdate=2022-05-12}}</ref>。タイ王経済大国では大学入試に[[第2言語|第2外国語]]を選択する受験生自体は減少傾向にあるものの米国2022年に第2外国語選択者率で韓国語が日本語を初めて超えた。中国語選択の次に[[東南アジア]]一位で34.8%K-POPファン層が厚く日本語選択東南アジア出身メンバーが含まれたグループ17.1%、韓国語選択の受験生は17.6%ほとんど無条件に東南アジアで人気を獲得あり、2番になったきるほどだ タイ王国韓国教育院によると場合、BlackPinkのリサK-POPやドH1-Keyのシタマなどを中心とする韓流ブームを背景に中等教育で韓国語学習熱が人気が高まってることが背景だと分析されているタイ王国は フィリピンの場合、韓国語を第2外国語に取のShowbtEntertainmentが現代Pinoypop(P-POP)の男子アイドルの始ま入れていであ中等教育機関は2021年時点SB19をデビューさせ、フィリピン175校、学習者は4万6446最もと世界最多で気のある男子アイドルとして位置づけられた<ref>{{Cite web |title=タイ大学入試の第2外国語 韓国語選択者数が初めて日本語を上回る(聯合ニュース) |url=https://newswww.yahooscmp.co.jpcom/lifestyle/entertainment/articlesarticle/dcb2b0da2bc1cba3f70c31c714c36a1eb28eedbc |website=Yahoo!ニュース |access3042743/sb19-date=2022k-05pops-27 |language=ja}}filipino-boy-band-take-their-cue-bts-and-shoot</ref>。SB19は2021年東南アジアで初めてビルボードトップソーシャルアーティスト部門の候補者に上がった
 
フィリピンでは、2018年10月に韓国のShowbtEntertainmentが現代Pinoypop(P-POP)の男子アイドルの始まりとなる、メンバー全員がフィリピン人男子であるSB19をデビューさせた。楽曲のプロデュースは韓国人が担当し、作詞は全部[[タガログ語]]でメンバーが担当している<ref>{{Cite web |title=フィリピン人ボーイズグループ”SB19”とは? - フィリピンで頑張る日本人 |url=https://www.soroptimistphil.org/2019/09/19/%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%aa%e3%83%94%e3%83%b3%e4%ba%ba%e3%83%9c%e3%83%bc%e3%82%a4%e3%82%ba%e3%82%b0%e3%83%ab%e3%83%bc%e3%83%97sb19%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f/ |date=2019-09-19 |access-date=2022-05-27 |language=ja}}</ref>。フィリピンで最も人気のある男子アイドルとして位置づけられた。最新のシングルの「Go Up」はYouTubeで440万回の再生回数を記録している。2019年に[[サウスチャイナ・モーニング・ポスト]]によると、韓国の歌手は長年アジアの音楽シーンを支配しており、BTSやBlackpinkなどのK-POPが世界的なで大成功に導いている。サウスチャイナ・モーニング・ポストはSB19を「doing K-pop without being Korean」とし、フィリピンのボーイバンドSB19の成功を根拠に、将来K-popを意味するのは韓国から来る韓国人とは限らないと報道している<ref>{{Cite web |title=Filipino boy band SB19 – doing K-pop without being Korean |url=https://www.scmp.com/lifestyle/entertainment/article/3042743/sb19-k-pops-filipino-boy-band-take-their-cue-bts-and-shoot |website=South China Morning Post |date=2019-12-20 |access-date=2022-05-27 |language=en}}</ref>。SB19は2021年東南アジアのアーティストとして、初めてビルボードのトップソーシャルアーティスト部門の候補者に上がった。この部門はBTSが、2017年に受賞し、初めて世界で名を馳せて世界的人気に火が付けたきっかけとなった部門である。そのため、K-POPファンには思い出と意義深い部門とされる<ref>{{Cite web |title=フィリピンで男性版 NiziU? K-POPトレーニングを受けて米ビルボードで飛躍 |url=https://danmee.jp/knews/k-pop/phillipines-niziu/ |website=DANMEE ダンミ |access-date=2022-05-27 |language=ja}}</ref>。
 
=== 日本 ===
韓国の[[SMエンターテインメント]]社が日本の[[エイベックス・グループ|エイベックス]]社と業務提携をして、自社に所属する韓国人アイドルグループの[[東方神起]](2005年4月27日デビュー<ref name=":10">{{Cite web |title=東方神起、日本のK-POPブームの立役者! '地下アイドル'からスタートした16年前 |url=https://danmee.jp/knews/k-pop/tvxq-topic-24/ |website=DANMEE ダンミ |access-date=2022-05-27 |language=ja}}</ref>)などを売り出していった。2004年の韓国テレビドラマ『[[冬のソナタ]]』をきっかけとした[[韓流]]ドラマが韓流ブームの火付け役となった<ref name=":11" />。東方神起は日本や、それら”K-POP”伴う主題歌主演俳優が後押しをしてうジャンル・文化を根付かせた立役者であった<ref name=":10" />。き、2000年代後半ごろからは日本のK-POPブをビジネスチャンスとする韓国人アイドルグルムへとつな増えていった。20092010以降、日本アイドルが完全BIGBANG没落し2010年これまで実力とパフォーマンスは疎かKARAしながら、握手会利用権をマーケティングするこ少女時代で、日本国内のCD販売量だけに没頭してきた日本レコード業界相次終末を迎えてる。 人気が下落する日本アイドル産業進出し、K-POPブーム日本国内でもK-POP導火線とな人気がますます高まているのだ。<ref>{{Cite web |titlehttps://bunshun.jp/articles/-/42516?page=冬ソナからK-POPへ3</ref> 2021年基準、日本で最も多く韓流ブ収益を上げたアム10年 |url=httpsティストは、すべての日本歌手を抜いてBTSだった。<ref>http://www.wowkoreajpnews.jpkr/news/Korea/2013/0211/10108684.html |website=wowKorea(ワウコリア) |date=2013-02-11 |access-date=2022-05-27}}23744</ref>
 
週刊文春によると2010年以後、日本アイドルがAKB商法というドーピングで実力とパフォーマンスを疎かにし、握手会利用権をマーケティングとする日本国内CD販売量だけに没頭してきた日本レコード業界が終末を迎えている。 人気が下落する日本アイドル産業に反して、日本国内でもK-POPの人気がますます高まっている<ref name=":11">{{Cite web |title=なぜJ-POPは韓国に完敗した? 「10年代の音楽業界」が依存したAKB商法という“ドーピング” |url=https://bunshun.jp/articles/-/42516 |website=文春オンライン |access-date=2022-05-27 |first=松谷 |last=創一郎}}</ref>。2021年に[[オリコン]]の年間ランキングによると、音楽CDや映像作品販売、ストリーミングやダウンロードなど総売上げが最多の歌手は韓国防弾少年団であり、184億8千万円を記録した。 日本で外国人が一位となるのは初めてのことであった<ref>{{Cite web |title=[jpnews_co_kr] 방탄소년단, 日2021 가수 총매출 1위 |url=http://www.jpnews.kr/23744 |website=jpnews_co_kr |date=2021-12-24 |access-date=2022-05-27}}</ref>。
 
=== アメリカ、ヨーロッパ ===
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[[2021年]]には、BTSの「[[Butter]]」が[[Billboard Hot 100]]にて9週連続で首位を独走した<ref>{{Cite web|url=https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/101943/2|title=【米ビルボード・ソング・チャート】BTS「Butter」9週連続No.1https://www.koreatimes.co.kr/www/art/2021/12/732_313266.html、リル・ナズ・Xが約2か月ぶりにTOP5返り咲き|accessdate=2021-08-05|date=2021-07-13|website=[[Billboard Japan]]}}</ref>。ミュージックビデオは24時間で再生回数1億820万回を記録し、「Dynamite」のYouTubeにおける24時間最多再生回数記録を約10ヵ月で更新した<ref>{{Cite web|title=BTS『Butter』MV、ユーチューブ史上「24時間最多再生回数」更新|url=http://ekr.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/05/23/2021052380021.html|website=[[朝鮮日報]]|accessdate=2021-05-24|date=2021-05-23|author=イ・スジ}}</ref>。BTSはButterで1995年以降、グループ最長連続1位の記録を立てた。 また、これでビルボードメインシングルチャートで4週連続1位を維持した初のアジアアーティストとなった。
 
=== 世界的ブランド・国連での起用 ===
2010年代後半頃より、世界的な高級アパレルブランドが韓国国内はもとよりアジアやグローバルにおける広報担当として、K-POPアーティストを起用している。BTSは[[ルイ・ヴィトン]]、BLACKPINKの各メンバーは[[シャネル]]、[[ディオール]]、[[イヴ・サン=ローラン|イヴ・サンローラン]]、[[セリーヌ (ファッションブランド)|セリーヌ]]のアンバサダーに就任するなど、多くのアーティストが世界的なファッションアイコンとして活躍している<ref>{{Cite web|title=BTSもBLACKPINKもEXOもアンバサダー! ハイブランドも推すK-POPスター図鑑|url=https://www.harpersbazaar.com/jp/celebrity/celebrity-buzz/g36284527/k-pop-ambassador-210429-hb/|website=Harper's BAZAAR|date=2021-04-30|accessdate=2021-07-18|language=ja-JP|first=Nana|last=Takeuchi}}</ref>。
 
2021年BTSは「文化特別使節団」に任命され、臨時外交官として国連で演説を行った。 国連での演説は2019年から2021年まで3年連続だった。 また、国連総会場で新曲「PermissionToDance」を歌い、世界で初めて国連会議場で公演をしたアーティストになった<ref>{{Cite web |title=BTS Don't Need United Nations Approval for 'Permission to Dance' |url=https://www.rollingstone.com/music/music-news/bts-united-nations-permission-to-dance-1229365/ |website=Rolling Stone |date=2021-09-20 |access-date=2022-05-26 |language=en-US |first=Jon |last=Blistein}}</ref>
 
== 政治との関係性 ==
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2018年には、アメリカの[[ドナルド・トランプ]][[アメリカ合衆国大統領|大統領]]、[[カナダ]]の[[ジャスティン・トルドー]]首相、[[アメリカ合衆国下院|アメリカ下院議長]]の[[ナンシー・ペロシ]]、[[テスラ (会社)|テスラ]]の[[イーロン・マスク]]CEO、[[Facebook]]のシェリル・サンバーグCOO等の世界的な有名人に圧倒的な大差をつけて、1位にBTS、2位に[[文在寅]][[大統領 (大韓民国)|大統領]]が選ばれた。またアメリカの[[フォーブス (雑誌)|フォーブス]]誌の「ここ30日で最もリツイートされたアーティスト」という世界的なランキングでも、突然、[[カニエ・ウェスト]]や[[ジャスティン・ビーバー]]などを押しのけて、その時点ではほぼ無名であったBTSが1位となる事態が引き起こされている<ref>[http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1811/15/news008_2.html 「原爆Tシャツ」「ナチス帽」で苦境のBTS 全米1位の裏にある“異常”な実態 (2/5)] ITメディアビジネス 2018 11月15日</ref>。
 
== 業界 ==
=== 四大芸能事務所 ===
:[[BoA]]・[[東方神起]]・[[SUPER JUNIOR]]・[[少女時代 (音楽グループ)|少女時代]]・[[SHINee]]・[[f(x)]]・[[EXO]]・[[Red Velvet]]・[[NCT]]・[[aespa]]などが所属する「[[SMエンターテインメント]]」{{efn2|過去に所属にしていたアーティストも含まれています}}、
歴史の長い順に「[[SMエンターテインメント]]」「[[JYPエンターテインメント]]」「[[YGエンターテインメント]]」が'''K-POP三大事務所'''として韓国のポップ音楽業界を引っ張ってきた。そこにBTSの世界的ヒットで拡大した「HYBE(旧社名:Big Hitエンターテインメント)」を加えた4社が韓国四大芸能事務所と呼ばれている<ref name=":1">{{Cite web |title=【2022年最新版】K-POP事務所ランキングトップ10! 四大事務所から注目の中小事務所まで徹底解説 カルチャ[Cal-cha] |url=https://ticketjam.jp/magazine/music/korean/70543 |date=2022-02-16 |access-date=2022-05-11 |language=ja}}</ref><ref>[https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2106331 SM、YG、JYP、Big Hit…大手K-POP事務所10社の今年の成績は?1年を振り返る]、Kstyle(OSEN)、2018年12月9日。</ref>。
:[[PSY]]・[[BIGBANG]]・[[2NE1]]・[[WINNER]]・[[iKON]]・[[BLACKPINK]]・[[TREASURE (音楽グループ)|Treasure]]などが所属する「[[YGエンターテインメント]]」、
;'''SM(SM Entertainment)'''
:[[2PM]]・[[2AM]]・[[Wonder Girls]]・[[missA]]・[[GOT7]]・[[TWICE (韓国の音楽グループ)|TWICE]]・[[Stray Kids]]・[[ITZY]]などが所属する「[[JYPエンターテインメント]]」
:
:[[BTS (音楽グループ)|BTS]] ・[[TOMORROW X TOGETHER|TXT]]・[[SEVENTEEN (音楽グループ)|Seventeen]]・[[fromis_9]]・[[ENHYPEN]] ・[[LE SSERAFIM]]などが所属する「[[HYBE|HYBE LABELS]]」
:1995年設立。設立者のイ・スマン(Lee Soo-Man)のイニシャルが由来となっている。SMエンターテインメントに所属するデビュー前の公開練習生たちで構成された「SM Rookies」というプレデビューチームを持つ<ref name=":1" />。韓国初の組織的・戦略的なアイドルの発掘天育成・プロデュースを行った<ref name=":7">{{Cite web |title=【K-POP】SMエンターテインメント所属のアイドルで一番好きなのは?【人気投票実施中】 |url=https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/434219/ |website=ねとらぼ調査隊 |date=2021-11-03 |access-date=2022-05-26 |language=ja}}</ref>。SMエンターテインメント{{efn2|過去に所属にしていたアーティストも含まれています}}、には[[BoA]]・[[東方神起]]・[[SUPER JUNIOR]]・[[少女時代 (音楽グループ)|少女時代]]・[[SHINee]]・[[f(x)]]・[[EXO]]・[[Red Velvet]]・[[NCT]]・[[aespa]]などが所属する<ref name=":7" />。
歴史の長い順に「[[SMエンターテインメント]]」「[[JYPエンターテインメント]]」「[[YGエンターテインメント]]」が'''K-POP三大事務所'''として韓国のポップ音楽業界を引っ張ってきた。そこにBTSの世界的ヒットで拡大した「HYBE(旧社名:Big Hitエンターテインメント)」を加えた4社が:は韓国四大芸能事務所と呼ばれている<ref name=":1">{{Cite web |title=【2022年最新版】K-POP事務所ランキングトップ10! 四大事務所から注目の中小事務所まで徹底解説 カルチャ[Cal-cha] |url=https://ticketjam.jp/magazine/music/korean/70543 |date=2022-02-16 |access-date=2022-05-11 |language=ja}}</ref><ref>[https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2106331 SM、YG、JYP、Big Hit…大手K-POP事務所10社の今年の成績は?1年を振り返る]、Kstyle(OSEN)、2018年12月9日。</ref>、韓国の音楽業界の中心を担っている
 
;'''YG(YG Entertainment)'''
:ソテジワアイドゥルのメンバーで歌手だったヤン·ヒョンソクがグループ解散後の1996年に設立した芸能事務所<ref name=":9">{{Cite web |title=YGエンターテインメント|弘大(ソウル)の観光スポット |url=https://www.konest.com/m/spot_detail.html?id=13781 |website=www.konest.com |access-date=2022-05-26 |language=ja}}</ref><ref name=":1" />。2019年にヤン・ヒョンソクは代表職を辞任している<ref name=":9" />。[[田中絵里菜]] の『K-POPはなぜ世界を熱くするのか』によると、主に米国系黒人音楽をベースに発展させたK-POP会社。 そのため、2021年時点て四大芸能事務所の中で北米で人気が最も多い方である。ソテジワアイドゥルでの活動経験を基にヒップホップをK-POPに最もよく取り入れている芸能事務所である{{sfn|田中|2021|p=43}}。[[PSY]]・[[BIGBANG]]・[[2NE1]]・[[WINNER]]・[[iKON]]・[[BLACKPINK]]・[[TREASURE (音楽グループ)|Treasure]]などが所属する<ref>https://www.ygfamily.com/artist/Artists.asp?LANGDIV=K&ATYPE=2</ref>。
 
;'''JYP(JYP Entertainment)'''
:歌手の[[J.Y.Park]]が1997年に設立した芸能事務所で、大きな特徴はサバイバルオーディション番組である<ref name=":1" />。四大芸能事務所の中で一番先に米国音楽市場に進出した会社{{sfn|田中|2021|p=57}}。。[[TWICE]]・[[2AM]]・[[Wonder Girls]]・[[missA]]・[[GOT7]]・[[Stray Kids]]・[[ITZY]]などが所属する<ref>{{Cite web |title=JYP Entertainment |url=https://m.jype.com/artist.aspx |website=m.jype.com |access-date=2022-05-26 |language=ko}}</ref>。
 
;'''HYBE( 旧 Big Hit Entertainment)'''
:2005年2月にJYPの作曲家として活動していたパン・シヒョクによって、Big Hit Entertainmentとして設立された会社<ref name=":1" />。四大芸能事務所の中で最も遅い設立であったが、 最大のK-POP事務所になった<ref name=":3" />。 従来のK-POP界の海外進出の最終目標が「アジアを拠点としたエンターテインメントビジネスを展開」だったのに対して、2013年にデビューさせた[[BTS]]は、設立時韓国内で駆け出しの弱小事務所扱いだったことでYouTubeやTwitter等のSNSアプリやオンラインメディアを活用したこと、米国音楽市場での活動を重視したことで躍進した背景がある<ref name=":3" />。
:BTS 、[[TOMORROW X TOGETHER|TXT]]・[[SEVENTEEN (音楽グループ)|Seventeen]]・[[fromis_9]]・[[ENHYPEN]]<ref name=":3">{{Cite web |title=HYBE(ハイブ) [旧 Big Hit Entertainment] 大スターBTSを生み出した緻密な世界戦略とは? カルチャ[Cal-cha] |url=https://ticketjam.jp/magazine/music/korean/20162 |date=2020-10-17 |access-date=2022-05-25 |language=ja}}</ref> ・[[LE SSERAFIM]]<ref name=":0" />などが所属する<ref>{{Cite web |title=HYBE |url=http://hybecorp.com/ |website=hybecorp.com |access-date=2022-05-26 |language=ko}}</ref>。
 
[[HYBE]]と [[YGエンターテインメント|YG]]と[[JYPエンターテインメント|JYP]]がアメリカポップ系、[[SMエンターテインメント|SM]]はユーロポップ系である。
;'''YG'''
:ソテジワアイドゥルのメンバーだったヤン·ヒョンソクが設立した芸能事務所で、主に米国系黒人音楽をベースに発展させたK-POP会社。 そのため、四大芸能事務所の中で北米で人気が最も多い方である。ソテジワアイドゥルでの活動経験を基にヒップホップをK-POPに最もよく取り入れている芸能事務所{{sfn|田中|2021|p=43}}。
;'''JYP'''
:[[J.Y.Park]]が設立した芸能事務所で、四大芸能事務所の中で一番先に米国音楽市場に進出した会社{{sfn|田中|2021|p=57}}。YGと同様に黒人音楽を基盤に会社を発展させたが、ヒップホップが重点のYGとは異なりジャズ、スイング、アメリカ式ポップを多彩に借用し、2010年代から外国人メンバーを募集、特に日本出身メンバーを積極的に起用し、現在は日本国内で最も影響力のある所属会社として位置づけられている。
;'''HYBE'''
:四大芸能事務所の中で最も遅く設立された会社だが、現在は最大のK-POP事務所になった。 HYBEは主に白人系アメリカ音楽を借用するが、2013年にデビューしたBTSがYGのBLACKPINKと共に本国はもちろん米国、日本、東南アジアで成功し、アジア音楽の不毛地と呼ばれるヨーロッパなどでも大きな人気を得てアジア初の世界市場で成功したポップグループになった。
;'''SM'''
:ユーロダンスポップをK-POPに初めて導入した会社。 1990年代後半から2000年代後半まで(YGのビッグバン、JYPのワンダーガールズが登場する前)SMが事実上、韓国で最大のK-POP所属事務所だった。特にSMは企画設立初期から2000年代初頭までイ・スマンが日本独特のアイドルシステムや企画などにインスピレーションを得て、独創的なアイドル育成方式を作った芸能会社システムとアイドル企画に当時、世界で最も人気のユーロダンスポップスを融合してアイドルをデビューさせ、「新しい主流」を作るのが1990年代と2000年代前半のSMエンターテインメントであった。当初は、日本の影響が強く歌手や音楽も国内だけで売り出していたが、一定水準以上の発展の後、この風潮は未来がないと見て、2000年以降からは北米に進出することにした。
 
== 専門用語 ==