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== 擾乱の発生原理 ==
[[Image:Karman15anrp.gif|thumb|right|151px|小川に現れた[[カルマン渦]]]]
擾乱は厳密には「'''[[定常状態]]からの乱れ'''<ref>{{citeCite web
| url = https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/haichi3.html#C68
| title = じょう乱
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== 擾乱の種類と規模 ==
[[Image:Typhoon Faxai (2001).JPG|thumb|right|220px|[[台風]]]]
例えば、発生してから数秒間で消える[[つむじ風]]などは、時間的にも空間的にも非常にスケールの小さい現象である。大気中で暖められた空気の塊が上昇する[[熱泡]]([[上昇気流#熱上昇気流|熱上昇気流]])なども、時間的・空間的に小さいスケールをもつ。
 
[[竜巻]]、[[積乱雲]]なども数時間の間発生するだけで、様々な擾乱からみると比較的スケールが小さい。このような秒から1時間単位の擾乱を'''マイクロスケールの擾乱'''と呼ぶ。また、規模の大きな積乱雲による雷雨や竜巻などは数時間にも及ぶことが多いので、これらの数時間単位の擾乱を'''メソスケールの擾乱'''と呼ぶ。
 
また、低気圧、高気圧、[[海陸風]]、[[熱帯低気圧]]などの数日間に及ぶ擾乱を'''総観スケールの擾乱'''、[[超長波 (気象)|超長波]]、[[プラネタリー波]]、[[ロスビー波]]などの数ヶ月単位で起こる規模の大きな擾乱を'''惑星スケールの擾乱'''と呼んでいる(ただし、高気圧などは惑星スケールになることもある)この例から、時間的スケールが大きい擾乱ほど空間的スケールが大きいということも分かる。
 
== 脚注・出典 ==
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== 関連項目 ==