「第17族元素」の版間の差分

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{| class="wikitable" style="text-align:right"
! &nbsp; !! [[フッ素]]<br /><sub>9</sub>F !! [[塩素]]<br /><sub>17</sub>Cl !! [[臭素]]<br /><sub>35</sub>Br !! [[ヨウ素]]<br /><sub>53</sub>I !! [[アスタチン]]<br /><sub>85</sub>At
|-
|[[電子配置]] || <chem>[He]{}2s^2{}2p^5</chem> || <chem>[Ne]{}3s^2{}3p^5</chem> || <chem>[Ar]{}3d^{10}{}4s^2{}4p^5</chem> || <chem>[Kr]{}4d^{10}{}5s^2{}5p^5</chem> || <chem>[Xe]{}4f^{14}{}5d^{10}{}6s^2{}6p^5</chem>
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*<chem>(^) X2 (aq) + 2 e^- -> 2 X^- (aq)</chem>
 
第17族元素は、[[原子番号]]が若いものは非常に反応性に富む。特にフッ素は第一イオン化エネルギーが大きい上、F−F 間の結合距離が短く、それぞれの原子の非共有電子対同士が反発することによって結合エネルギーが小さくなっているために著しく反応性が高く、[[酸化剤]]としては最も強い部類のものである。
 
塩素は水圏に大量に存在する([[クラーク数]])が、[[地殻]]中の存在比ではフッ素&gt;塩素&gt;臭素&gt;ヨウ素である。[[放射性物質]]であるアスタチンは、既知の最も長い[[半減期]]を持つ[[質量数]]210の[[同位体]]でも8.3時間しかないため、自然環境中にはほとんど存在せず、質量数218の同位体などが[[ウラン]]<sup>238</sup>Uの壊変生成物として定常的に極低濃度、存在するが確認は困難である。一般的に分子量の大きなものほど[[ファンデルワールス力]]が増大し、常温、常圧でフッ素は薄黄色の[[気体]]、塩素は淡黄緑色の気体、臭素は赤褐色の[[液体]]、ヨウ素は黒紫色の[[固体]]、アスタチンは固体で、ヨウ素、アスタチンの固体は金属光沢を持つ。
 
== 水素化物 ==