「スケーラビリティ」の版間の差分

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'''スケーラビリティ'''('''{{lang|en|scalability}}''')とは[[電気通信]]や[[ソフトウェア工学]]において[[システム工学|システム]]または[[ネットワーク]]、[[アルゴリズム]]の持つべき望ましい特性の1つで、利用者や仕事の増大に適応できる能力・度合いのこと。一種の[[拡張性]]である。より具体的には、システムを小規模なものから[[リソース]](特に[[ハードウェア]])の追加によって大規模なものへと透過的に規模拡張できる能力はスケーラビリティの一種だといえる。リソースの量に比例して性能が向上するシステムは'''スケーラブルな'''('''{{lang|en|scalable}}''')システムまたはスケーラビリティのあるシステムと呼ばれる。[[商業]]に関連して[[企業]]の'''スケーラビリティ'''が語られるとき、それは企業が採用する[[ビジネスモデル]]がどれだけ企業の[[経済成長|成長]]に結びつくかを意味する。
 
システムの特性としてのスケーラビリティに一般的な定義を与えるのは難しい。具体的な事例においては、問題としている領域でスケーラビリティを確保ための条件を特定することが必要である。これはデータベース、ルータ、ネットワークなど[[情報工学]]の分野において非常に重要なことである。スケーラビリティは[[分散処理]]の[[透過性 (情報工学)|'''透過性''']]の概念と密接なつながりがある。