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ミケーネの遺跡は、獅子門、[[蜂窩状墳墓|円形墳墓]]A、王室、[[アトレウス]]の[[アトレウスの宝庫|墳墓]]が有名で、そのいずれも巨大な切り石を用いた建築である。[[ミノア文明]]のものに比べ、これらは非開放的で求心的、かつ重装備である。
 
== 概要 ==
サロニコス湾から19km内陸に位置する海抜900フィート(274メートル)の丘の上に建てられている。
120キロ北東にアテネ、11キロ南にアルゴス、48キロ北にコリントが位置する。紀元前2千年紀、この場所はギリシャ世界の中心地の1つであり、その影響範囲はギリシャ南部、クレタ島、キクラデス諸島、アナトリア南西部の一部にまで及んだ。ギリシャの時代区分における紀元前1600年頃から紀元前1100年頃までの期間は、同地にちなんでミケーネ時代と呼ばれている。
紀元前1350年頃の全盛期、城塞と下町を合わせた都市域の総面積は約30ヘクタールで、その中におよそ3万人の人口が暮らしていた<ref>{{harvnb|Chew|2000|p=220}}; {{harvnb|Chapman|2005|loc=p. 94: "...Thebes at 50 hectares, Mycenae at 32 hectares..."}}</ref>。
 
== 世界遺産 ==