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Kayasa (会話 | 投稿記録)
→‎需要・供給分析: 需要曲線と供給曲線の向きと、価格と数量に対する需要側と供給側の考え方を追記した。
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{{出典の明記| date = 2021年6月}}
'''需要'''(じゅよう、{{lang-en-short|demand}})と'''供給'''(きょうきゅう、{{lang-en-short|supply}})すなわち、需要および供給の[[定義]]から説明すると、
'''需要'''とは、個人や企業などの[[経済主体]]が、[[市場]]において[[交換]]・[[販売]]を目的として提供されている[[財]]や[[サービス]]を購入しようとする(消費)行為であり<ref name="nipponica_juyou">小学館『[[日本大百科全書]]』「需要」</ref>、'''供給'''とは経済主体が市場で交換・販売を目的とし自己の所有物を提供する(生産)行為である<ref name="nipponica_kyoukyu">小学館『[[日本大百科全書]]』「供給」</ref>。「需要と供給」は合わせて短縮して'''需給'''(じゅきゅう)とも呼ばれる。
== 概説 ==
;需要
とくに貨幣などの購買力に裏づけされた需要を「[[有効需要]]」という<ref name="nipponica_juyou" />。貨幣経済では、(有効)需要量は、提供される財・サービスの価格、購入しようとする経済主体の[[欲望]]の度合いや所得の程度によって決定されてくる<ref name="nipponica_juyou" />。一般には(あくまで一般論としてはであるが)価格が上昇すると需要は減少する傾向がある<ref name="nipponica_juyou" />。分かりやすく説明すると、[[価格]](値段)が上昇すると経済主体の側の「う気意欲」がうせ下がり、買おうとする行動が減る傾向がある、ということである。
 
;供給
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== 需要・供給分析 ==
[[画像:Supply_Demand.png|frame|right|需要曲線と供給曲線]]
 
=== グラフの見方 ===
需要曲線と供給曲線ともに、需要量(消費量)、供給量(生産量)の数量(Q:Quantity)は各需要者、各供給者しか把握できない量のため、店頭や公表されている価格(P:Prise)と費用の価格側から各数量の増減を見ていく。また、一般人は収入(給与)より支出の機会(買い物)が多いため、需要側の考え方になりやすので供給曲線に対して、就活やバイト先を探す時を想定し
 
===== 需要曲線 =====
需要側の考え方は、出費する側の立場になるので、低価格品(食料品や安価な商品(百均)など)の’グラフの下側’に対し、消費者は多くの人が欲しがるため、総数量は多くなり’グラフは右側’となる。また、高価格品(家や宝石、自動車など)の’グラフの上側’に対し、消費者は購入の機会が無かったり(購入資金不足)や、購入に対して慎重的になり購買意欲が膠着し、総数量が少なくなり’グラフは左側’となる。
 
==== 供給曲線 ====
供給側の考え方は、労働やバイト等の、収入を得る側の立場になるので、高価格品(給与が高い)の労働には多く人が欲しがり総数量は’グラフの右側’となり、低価格品(バイトやパート※労働価格が低い代わりに労働時間が正社員より短いなどの利点がある)の労働は、全労働者に対して少数の育児世代や学生などの労働時間に対して制限のある労働者とし、総数量が少なくなり’グラフは左側’となる。
{| class="wikitable"
|+需給曲線の向き
! colspan="2" rowspan="2" |
! colspan="2" |数量
|-
!供給
!需要
|-
| rowspan="2" |価格
|高
|多(右)
|少(左)
|-
|低
|少(左)
|多(右)
|-
| colspan="2" |各曲線の向き
|↗
|↘
|}
 
 
=== 需要・供給分析 ===
'''需要曲線'''と'''供給曲線'''を用いた分析では、[[アルフレッド・マーシャル|マーシャル]]以来の伝統により価格を縦軸に取る。