「ドント方式」の版間の差分

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曖昧な記述を明示化したのみ
209行目:
<math>h</math>議席を比例配分するとき、総投票数 <math>p</math>中の <math>p_i</math>票を獲得した政党 <math>i</math>の端数を含めた「取り分」は <math>\frac{p_i}{p}\cdot h</math>議席と書ける。実際の議席配分は整数でなくてはならないが、その値は「取り分」に近い(つまり,端数を切り上げるか切り捨てるかして得られる数である)ことが望ましいと考えられる。ところがドント方式では、得票の大きな政党が「取り分」の端数切り上げよりさらに多くの議席を得る可能性がある。
 
以下の表は[[第24回参議院議員通常選挙]]比例区における各党の得票 [https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/data/sangiin24/index.html]とそれから計算される「取り分」、および実際の獲得議席である。自民党への配分議席は17または18議席、民進党への配分議席は10議席が妥当であると考えられるが、実際には自民党へは19議席、民進党には11議席が配分される。
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