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11行目:
==采薇の歌==
 
死の直前に作ったとされる。武王が紂王を討っ[[放伐]]して天下を制したことを非難し、太古の有徳の王を懐かしんだ歌。
詩経には載っていない、逸詩といわれる
 
 
 
かの西山に登り その薇を采る
 
暴を以て暴に易え その非を知らず
 
神農・虞・夏忽焉として没す 我いずくにか適帰せん
 
于嗟徂かん 命の衰えたるかな
 
 
現代語訳
 
あの首陽山に登って、その薇を採って暮らしている
 
暴力によって暴力にとってかわり、
 
その間違っている事に気づきもしない。
 
[[神農]]や[[舜]]帝、[[禹]]王のが作った美しい世の中は
注:[[神農]]や[[舜]]帝、[[禹]]王<ref>[[神農]]や帝[[舜]]、[[禹]]王はそれぞれ先代の君主から血縁によらずに位を[[禅譲]]された人である。</ref>のが作った美しい世の中は
 
たちまちにして今はない。
 
私はどこに帰依すればよいのだろう。
 
ああ、もうおしまいだ。
 
天命も衰えたものだ。
 
 
<references/>
注:[[神農]]や帝[[舜]]、[[禹]]王はそれぞれ先代の君主から血縁によらずに位を禅譲された人である。
 
 
==後世の評価==