「クラベス」の版間の差分

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'''クラベス'''(claves)は、2本の棒状の木片を打ち合わせて音を出す[[打楽器]]。[[体鳴楽器]]に分類される。'''クラヴェス'''とも書かれる。
 
材質は主に[[黒檀]]、棒の長さは17cm内外であり、太さは2.5cmくらい、[[円柱]]形ないし[[四角柱]]である。これを両手で打ち合わせるのであるが、同様に木片を打ち合わせる[[カスタネット]]、[[拍子木]]、[[むち (楽器)|むち]]と違い、2本の楽器の用途が異なっている。すなわち、利き手に持った木片がばちの役目を持ち、もう1本が音を鳴らす楽器となる。利き手でない方は、楽器の先から3分の1ないし4分の1位の所を2本の指で軽く持ち、残りの指を添える。楽器の逆の端の近くが手のひらの手首の近くに軽く触れる。手のひらを軽く丸め、楽器と手のひらの間に空洞をつくる。その上で利き手(ばち)で楽器の先を叩くのである。
 
クラベスは、[[サルサ]]など[[ソン]]を起源とする[[ラテン音楽]]の基本的な[[グルーブ|グルーヴ]]である[[クラーヴェ|クラーベ]]を表現する楽器でもある。この様な音楽におけるクラベスの基本リズムは、 [[画像:Craves-rhythm001.png|ターンターンタン、ッッタンタンッッ]] である。