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1行目: '''ニシヤマ・ソウキチ'''は、（[[1945年]][[1月21日]]－[[2005年]][[5月6日]]）は、[[ロシア]]の[[実業家]]、[[政治家]]。[[日系人]]。 '''ニシヤマ・ソウキチ'''は、[[サハリン州]][[トマリ市]]（[[樺太]]でいう[[泊居町]]）の[[市長]]に当選した人物。[[2004年]][[10月10日]]に行われた市長[[選挙]]で当選した。[[第二次世界大戦]]後の[[樺太]]（サハリン）残留[[日本人]]である。戦後、[[ロシア]]が南樺太を実効支配して以来[[日系人]]がロシアや樺太の地方で[[首長]]になることは、異例中の異例である。トマリ市民からは'''ビクトル・ソボルビッチ'''や父のサブロー氏が起源の'''ビクトル・サブロビッチ'''などの愛称で親しまれている。[[1945年]][[1月21日]][[樺太]][[本斗郡]][[本斗町]]で出生し、2004年現在、59歳である。サハリン国立教育大学を卒業し、卒業後は地理教師として教育に携わってきてきて、今回の選挙で当選した。 == 来歴 == 1945年、当時日本領であった[[樺太]][[本斗郡]][[好仁村]]南名好（現[[ロシア連邦]][[サハリン州]]ネベリスク地区シェブニノ村）で出生。実家は農業を営んでいた。 [[南樺太]]には同年8月にソ連軍が侵攻、以来当地は旧[[ソヴィエト連邦]]の[[実効支配]]に置かれ、翌[[1946年]]以降、米ソ協定締結に伴い日本人の引揚事業が開始されたが、ニシヤマ一家は[[サハリン]]に残留する。 [[ユジノサハリンスク]]国立教育大学卒業後、長らくトマリ市（旧[[泊居郡]][[泊居町]]）にて地理学と生物学の教師をしていた。[[ペレストロイカ]]、旧[[ソ連]]崩壊を経て、個人事業主としてビジネスに乗り出す。 [[2004年]][[10月10日]]に行われたトマリ地区（トマリ市・クラスノゴルスク村・イリインスキー村を管轄）の地区長選挙で45％以上の得票を得て当選したが、[[2005年]]5月、脳出血にて死去。享年60歳。ロシアが南樺太を実効支配して以来、日系人がロシアや樺太の地方で行政府の首長になることは、異例中の異例であった。 == エピソード == 幼少期からロシア名は「ビクトル」。トマリ市民からはビクトル・ソボルビッチあるいはビクトル・サブロビッチ（父のサブロー氏が起源）などの愛称で親しまれていた。 [[ウラジーミル・ジリノフスキー\|ジリノフスキー]]率いる極右[[民族主義]]政党[[ロシア自由民主党]]党員。[[北方領土]]問題については返還反対論者であった一方、日本との経済交流には前向きであった。 [[日本語]]については「もう忘れた」との報道。当選以降、同じく日系人で[[ペルー]]元大統領の[[アルベルト・フジモリ]]にちなみ「サハリンのフジモリ」というニックネームが付けられていた。 == 関連項目 == [[引き揚げ]] == 外部リンク == [http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/skk/russia/russia/index.htm 北海道商業経済交流課ロシアグループ] [[Category:日系人の人物\|にしやまそうきち ]]

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