「桓雄」の版間の差分
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== その他 ==
* [[金思燁]]によると、桓雄は古い発音では[[夫余]]の建国神話に登場する天神「[[解慕漱]]」（ヘモス）と同名で、同一の[[太陽神]]だったとみられる<ref>{{Cite book|和書|author=金思燁|authorlink=金思燁|date=1997-11-15|title=完訳 三国遺事|series=|publisher=[[明石書店]]|ISBN=978-4750309927}}</ref>。なお、[[井上秀雄]]は、夫余王・[[解夫婁王|解夫婁]]の「解は[[太陽]]」を意味するとするが、[[伊藤英人]]は、「解」の[[中期朝鮮語]]の[[音読み|字音]]は「hʌiR」、「太陽」は中期朝鮮語では「hʌiH」であり、両者の[[音相]]は類似するが、「解」の[[音韻]]地位は「蟹摂蟹韻二等開口上声見母 佳買切」であるため、中期朝鮮語に引き寄せて「太陽」と解してよいかは慎重を期すべきである、と指摘している<ref>{{Cite book|和書|author=[[伊藤英人]]|date=2019-11-30|title=「高句麗地名」中の倭語と韓語|series=専修人文論集 105|publisher=[[専修大学学会]]|page=412-413}}</ref>。
* [[尹潽善]][[大統領 (大韓民国)|元韓国大統領]]は、[[1975年]]に「{{仮リンク|国史探し協議会|ko|역사교과서 파동 (대한민국)}}」を結成して、「[[檀君|檀君説話]]の[[事実|歴史性]]を強調しよう」「[[漢四郡]]は恥ずべきことだから[[朝鮮の歴史]]から除外しよう」という主張を行う「{{仮リンク|歴史教科書波動|ko|역사교과서 파동 (대한민국)}}」[[社会運動|運動]]を起こして、[[大韓民国|韓国]]の[[歴史家|歴史学者]]を{{仮リンク|植民史観|ko|식민사관}}と攻撃した<ref>{{Cite news|author=|date=2015-12|title=“검인정교과서 실체는 민중사학의 비틀린 허위의식”|newspaper={{仮リンク|新東亜|ko|신동아}}|publisher=|url=https://www.donga.com/news/Politics/article/all/20151123/74966866/1|archiveurl=https://web.archive.org/web/20211013200612/https://www.donga.com/news/Politics/article/all/20151123/74966866/1|archivedate=2021-10-13}}</ref><ref name="毎日経済新聞">{{Cite news|author=|date=2017-07-24|title=역사학계의 식민사학 비판 우린 어떻게 바라봐야 할까|newspaper=[[毎日経済新聞]]|publisher=|url=https://www.mk.co.kr/premium/special-report/view/2017/07/19524/|archiveurl=https://web.archive.org/web/20211013223202/https://www.mk.co.kr/premium/special-report/view/2017/07/19524/|archivedate=2021-10-13}}</ref>。[[国史編纂委員会]]は、通説と異なることから意見を却下したところ、「{{仮リンク|国史探し協議会|ko|역사교과서 파동 (대한민국)}}」は、[[教育部 (大韓民国)|教育部]][[長官]]を対象に[[訴訟]]を起こした<ref name="毎日経済新聞" />。[[李基白]]は、「[[真理|学問の真理]]を尊重する立場からすると、『{{仮リンク|国史探し協議会|ko|역사교과서 파동 (대한민국)}}』は深刻な問題を[[歴史家|歴史学者]]に投げかけました。問題の争点は檀君ですが、檀君説話は[[神話]]ではない、学生に檀君を神話として教えるなと[[歴史家|歴史学者]]を攻撃しました…桓雄が天から降りて来たことを神話ではなく、[[事実|歴史的事実]]と学生に教えることはできません」と述べている<ref name="毎日経済新聞" />。
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