2006年11月29日 (水) 21:28時点における版編集 SuisuiBot (会話 \| 投稿記録) 62,338 回編集 m編集の要約なし ← 古い編集		2006年12月2日 (土) 01:47時点における版編集取り消し 222.147.33.82 (会話) 編集の要約なし新しい編集 →
1行目: '''DR-DOS''' は、[[ゲイリー・キルドール]]率いる[[デジタルリサーチ]]社が開発した[[IBM PC/AT]]互換機向けの[[オペレーティングシステム]]。[[CP/M\|CP/M-86]]の後継OSでもある。 == ~~生い立ち~~概要 == '''DR-DOS'''（当時DR DOS）は、当時[[デジタルリサーチ]]の最新のOSの名前として名づけられた。歴史的にはCP/M-86のMS-DOS互換機能(DOS Plus)の延長にある。 DR-DOSはCompaqなどで広く使われたMS-DOS 3.31と互換性を持つように設計されており、内部的にはバージョン3.3でありながら、ファイルシステムはバージョン4互換となっている。この構造は現在でも維持されており、MS-DOS/PC DOSとの明確な違いとなっている。また、最初のバージョンからROM や [[フラッシュメモリ]]から起動できることや、バージョン5でタスクスイッチャ、バージョン7でDPMIメモリ管理をともなうプリエンティブマルチタスクがサポートされている。このように他のDOSと比較して高度な機能を持つことも特徴である。 == 変遷 == DR-DOSの販売元および名称には変遷がある。デジタルリサーチからリリースしていた当時（バージョン3.31～6.0）の正式な販売名称はハイフンなしの'''DR DOS'''であったが、外部コマンドおよびデジタルリサーチのドキュメントでもDR-DOS、DR DOSの双方が混合していた。 [[1991年]]デジタルリサーチがノベルと合併したのちしばらくはNovell DR DOS 6として販売されたが、[[1994年]]にはバージョン7がNovell DOS 7としてリリースされた。しかしここでもNW-DOSと呼んでいる場合があった。これは一部のコマンドがNW～で始まっているものが多かったためと考えられる。 [[1996年]]カルデラにDOSの権利が移転し、[[1997]]年にOpenDOS 7.01としてソースコードとともに公開された。その後カルデラはバージョン7.02をDR Open DOSとして、バージョン7.03をDR-DOSとしてリリースした。その後Lineoからリリースした時代は再びDR DOSと呼んでいたが、現在のDRDOS,IncではDR-DOSと表記している。本項では、それぞれの時代の呼称に合わせDR DOS、Novell DOS、OpenDOS、DR-DOSと記述する。 == 現在のバージョン == ~~DR-DOS~~OpenDOS 7.01 は、カルデラからリリースされた。現在でも有志によりDR-DOS/OpenDOS 拡張プロジェクト(通称Udo's Patch)として、以下のURLで開発されている[http://www.drdosprojects.de/ The DR-DOS/OpenDOS Enhancement Project]。 ~~[[2002年]]の段階で~~現在、DR- DOS の権利はCaldera Thin Clients(後のLineo 社)経てDRDOS,Incへ~~売却され~~移転し、組み込みシステム用途として販売されている。2004年3月30日にDRDOS,Incからリリースされた DR-DOS 8.0 では、FAT32 とラージディ~~スクがサポートされている。ROM や [[フラッシュメモリ]]から起動でき、DPMIメモリ管理をともなうマルチタ~~スクがサポートされている。 DR-DOS 8.1 は、2005 年秋にリリースされたが、以下の理由によりバージョン 7.03 に戻している。 == 論争DR-DOS 8.1問題 == 2005年10月に、~~DR-DOS~~ DRDOS,Inc の DR-DOS 8.1 のリリースのアプリケーションの一部でFreeDOS由来のSYS v2.6 と FDXXMS v.92のGPL違反の収録、およびEnhanced DR-DOSなどのフリーソフトウェアやシェアウェアなどの無許可収録が見つかった。▼ [http://www.freedos.org/freedos/news/press/2005-drdos.html]▼ [http://www.freedos.org/freedos/news/2005.html] ▼ [http://drdos.at.infoseek.co.jp/news.html](日本語、2005-10-29の記事を参照) [http://www.drdosprojects.de/] ▲2005年10月に、DR-DOS Inc の DR-DOS 8.1 のリリースのアプリケーションの一部でGPL違反が見つかった。 ▲[http://www.freedos.org/freedos/news/press/2005-drdos.html] ▲[http://www.freedos.org/freedos/news/2005.html] この問題により、DR-DOS 8.1の販売は中止された。 * [http://www.drdosprojects.de/ Enhanced DR-DOS 7.01.08 WIP (15.1.2006)] (open source; under active development) == 外部リンク == 27 ⟶ 48行目: * [http://www.drdos.org Dr-DOS Wiki] * [http://www.oldos.org/ Old Os] — Information and downloads for DR-DOS users. * [http://drdos.at.infoseek.co.jp/ 日本DR DOSユーザー会] * [http://euc.jp/os/drdosv.ja.html DR-DOSによるDOS/V環境の構築] [[Category:オペレーティングシステム]]

「DR-DOS」の版間の差分