「キャラクタユーザインタフェース」の版間の差分

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== 特徴 ==
初期のコンピュータは、CUIによる対話環境が主流であった。その後、コンピュータの性能が向上したことにより、GUI環境を標準搭載している[[パーソナルコンピュータ]] ([[Macintosh]]や[[Microsoft Windows 95|Windows 95]]など)がオフィスや一般家庭にも普及し、専門家を除いてCUIの利用頻度は減っていった。
 
多くのネットワーク機器は、[[Telnet|TELNET]]や[[Secure Shell|SSH]]に対応しており、CUIを標準搭載している。また、[[パーソナルコンピュータ]] (PC) やサーバ向けの[[オペレーティングシステム]] (OS) には、既定のインターフェイスがGUIであってもコマンドラインターミナルなどのCUI環境が標準で用意されている。しかし、[[スマートフォン]]などのモバイル端末向けOSには標準で用意されていないことが多い。
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=== 長所 ===
* GUIでは表示し切れないような膨大なファイル群を複数の処理に通す際に、処理順にコマンドやファイル名のパターンを列挙して一括処理させることができる。
* 処理の自動化([[バッチ処理]])が容易である(一連のコマンドや制御文は文字情報なのでファイルに単純に保存しておくことができ、それを後で何度でも実行・修正できる)。
* プログラムを作成する際、ユーザからの入力を処理する部分([[コマンドラインインタプリタ]])を比較的簡単に作れる。GUIのプログラムは、一般にユーザインタフェースの作成に手間がかかり、管理すべき内部状態も多くなる。