「権兵衛トンネル」の版間の差分

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予想以上の難工事により建設費も跳ね上がっているため、無駄な事業だという意見もあるが、伊那と木曽が短時間で結ばれることにより、通勤や買い物、観光など生活圏の変化が見られる上、貨物車両などによる物流もより潤滑に行われるようになると思われる。
 
伊那側入り口標高1062m、木曽入り口標高1162mなので、木曽側から伊那側にかけて若干の下り勾配がある。
工事の際の大量の湧水に対応するため、トンネル本坑の南側に細い水抜き坑が本坑に先行して掘削されている。なお、完成後も水抜き坑は残されており、入り口を確認することができる。現在は非難坑として使用されており、本坑と連絡通路によって結ばれ、非常時に使用される。また、本坑の内部北側に車道よりも一段高い通路が設けられており、柵も装備され、歩いて通行することも可能である。トンネル内部中央付近に南北方向に掘られていると思われる横穴が存在するため、前述通路の一部が2箇所階段で上下するような構造になっている。