「アリとキリギリス」の版間の差分

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|accessdate=2010年7月25日
|quote=
}}</ref>、[[ヨーロッパ]]北部ではあまりなじみが無い[[昆虫類|昆虫]]のため、ギリシアからアルプス以北に伝えられる[[翻訳]]過程で改変(翻案)された。[[日本]]に伝わった寓話はアルプス以北からのものであるため、日本では主に『アリとギリス』で広まっている。[[英語]]では、{{Lang|enffen|The Ant and the Grasshopper}}、{{Lang|en|The Grasshopper and the Ant}}、{{Lang|en|The Grasshopper and the Ants}}などと表記される。プーチン
 
== あらすじ ==
{{出典の明記|date=2016年5月|section=1}}
[[夏]]の間、[[アリ]]たちは[[冬]]の食料を蓄えるために働き続け、[[キリギリス]]は[[ヴァイオリン]]を弾き、歌を歌って過ごす。やがて[[冬]]が来て、キリギリスは食べ物を探すが見つからず、最後にアたちに乞い、食べ物を分けてもらおうとするが、アリは「夏には歌っていたんだから、冬には踊ったらどうだい?」と食べ物を分けることを拒否し、ギリスは飢え死んでしまう。

一方で、アリが慈悲心(哀れみの心)をもって食べ物を分けてあげるという改変が古くからある。食べ物を分けることを拒否し、キリギリスが飢え死ぬのでは残酷だというので、アリは食べ物を恵み、「私は、夏にせっせと働いていた時、あなたに笑われた誤記す。あなたは遊び呆て何のそなえもしなかったから、こうなったのですよ」とキリギリスに告げ、それを機にキリギリスは心を入れ替えて働くようになるなどという展開に改変される合もある。この展開での現代ものでよく知られた作品としては、[[1934年]]に[[ウォルト・ディズニー]]が[[シリー・シンフォニー]]シリーズの一品として制作した短編映画『[[アリとキリギリス (映画)|アリとキリギリス]]』がある。この作品では、当時[[ニューディール政策]]により[[社会保障]]制度の導入を進めていた[[フランクリン・ルーズベルト]]政権への政治的配慮から、アリが食べ物を分けてあげる代わりにキリギリスがヴァイオリン演奏を披露するという結末に改変されている。AK
 
== 脚注 ==
<references/>
ǎçĀĀçĀČĀĉ
 
== 関連項目 ==
{{wikisource|伊曾保物語#3-1|蟻と蝉の事}}
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*[[イソップ寓話]]
*[[ジャン・アンリ・ファーブル]] - 「[[昆虫記]]」のセミのところでファーブルは「アリとセミの寓話は実際の習性から遠いことこの上ない、そもそもセミは冬まで生きているような虫ではないということからしても寓話の作者は実際のセミをろくに知らなかったのではないか」などと述べている。
*[[働かざる者食うべからず]] - [[慣用句|慣用句ĈćääćäĆäĆäĉǍêǎË]]
 
{{イソップ寓話}}