「斑入り」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
ととりん (会話 | 投稿記録)
Category:園芸追加。
Ks (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
2行目:
 
== 概要 ==
斑入りとは、緑の葉の一部が白や黄色の模様になることである。枯れたことに依るものはこの限りではない。その植物の特徴としてすべての葉に現れる場合もあり、突然の変わりものとして出現する場合もある。狭い意味では後者のみを斑入りという。
葉での形状は'''覆輪'''、'''掃込'''、'''切斑'''、'''虎斑'''、'''条斑'''などがある。覆輪は縁が、掃込はハケで掃ったように、切斑は中央の[[葉脈]]を隔てて半分が、虎斑は中央の葉脈に対して直角に交わる帯状に、条斑は平行脈に対して平行にそれぞれ変色する。
 
多くは[[クロロフィル]]が一部分欠乏してできるが、表皮細胞と内部の細胞の間に空気の層ができてしまうことから生じることもある。元もとその植物の持つ斑紋としてある場合には、後者の例が多い
 
葉で模様の形状からは'''覆輪'''、'''掃込'''、'''切斑'''、'''虎斑'''、'''条斑'''などが区別される。覆輪は縁が、掃込はハケで掃ったように、切斑は中央の[[葉脈]]を隔てて半分が、虎斑は中央の葉脈に対して直角に交わる帯状に、条斑は平行脈に対して平行にそれぞれ変色する。
 
なお、すべての葉や枝が白くなる場合もある。これは斑入りの極端なものであるが、その場合には光合成が出来ないので栽培不可能である。
 
なお、覆輪は細胞内の葉緑体の性質であるから、核遺伝子に必ずしも依存しない。そのため、遺伝に際しては[[細胞質遺伝]]の形を取る。
 
[[Category:園芸|ふいり]]