「機能主義 (建築)」の版間の差分

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1930年代半ばになると、機能主義は、デザインの統合性の問題としてよりも、美学的なアプローチとして議論され始める。機能主義は、別の問題である無装飾と一緒にされるようになった。安っぽい商業建築のような空間を覆う最も素っ気なく粗野な方法を指す軽蔑的な語となり、最後には、例えば、[[バックミンスター・フラー]]の[[ジオデシック・ドーム]]に対する学会の批評におけるように、単に「粗雑」(gauche)と同義語になった。
 
アメリカの建築家[[フィリップ・ジョンソン]]は、1970年代から1980年代に、「インターナショナル・スタイル」と読んでいた建築スタイルから、[[非機能主義]]的なスタイル(非機能主義的建築)へと移行した<ref>{{Cite web |title=ジョンソン(Philip Johnson)(じょんそん)とは? 意味や使い方 |url=https://kotobank.jp/word/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3%28Philip%20Johnson%29-1550178 |website=コトバンク |access-date=2023-01-25 |language=ja |last=日本大百科全書(ニッポニカ)}}</ref>。そして、ジョンソンは建築家には機能的な責任はないとし、「形態は私の知らないところからやってくる。しかし、建築の機能や社会学的な面とはまったく関係ない。」と述べている<ref>P. Heyer. Architects on Architecture: New Directions in America, p279</ref>。
70年間にわたり傑出し影響力を持つアメリカの建築家[[フィリップ・ジョンソン]]は、建築家には機能的な責任はないと主張し、これは今日では多数の意見である。
ジョンソンは、「形態は私の知らないところからやってくる。しかし、建築の機能や社会学的な面とはまったく関係ない。」と述べている<ref>P. Heyer. Architects on Architecture: New Directions in America, p279</ref>。
 
== 脚注 ==