「パトリシオ・エイルウィン」の版間の差分

 

1989年、ピノチェトの後任を決める大統領選に[[コンセルタシオン・デモクラシア]](中道政党連合)出馬した。かつてピノチェトのクーデターの賛美者であったという彼の過去にも関わらず、左派勢力の大部分も軍政打倒のため大同団結してこれを支持した。対して、ピノチェト支持派は分裂して二人の候補者が立ったため、選挙は大差でエイルウィンが勝利した。しかし、ピノチェトは依然として陸軍総司令官の地位に留まって軍部を支配し続け、再クーデターをちらつかせて軍事政権の人権侵害の責任追及を妨害するなど、軍部の影響力を排除することはできなかった。また与党の国会議席数が足りなかったため、ピノチェトの制定した憲法を改正することができなかった(選挙によらない軍の任命議員が存在したため)。

 

{{先代次代|[[チリ共和国大統領]]|1990 - 1994|[[アウグスト・ピノチェト]]|[[エドゥアルド・フレイ]]}}

[[category:チリの政治家|えいるういん はとりしお]]

[[category:1918年生|えいるういん はとりしお]]

 

[[da:Patricio Aylwin]]