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== 概要 ==
[[建築物]]内部の床板を貫通して仮設するもの(内部建て)と、建築物の外部に仮設するもの(外部建て)がある。施工している建築物が高くなるに伴い、クレーン本体も昇降するタイプは「クライミングクレーン」や「ジブ<ref>{{Cite web |url=https://kotobank.jp/word/ジブ-523132 |title=ジブ |publisher=[[コトバンク]] |accessdate=2023-03-06}}</ref>クライミングクレーン(JCC : '''J'''ib '''C'''limbing '''C'''rane)」と呼ばれる<ref>[http://www.iuk.co.jp/howto/t_crane.html JCC(タワークレーン)の組み立て/解体] - IHI運搬機械株式会社</ref>。さらに、クレーンを支持する方法の違いで、「フロアークライミング」と「マストクライミング」の2種類に分類される<ref>{{Cite web |url=https://www.obayashi.co.jp/towercrane/study/feature.html |website=タワークレーンの研究 |title=タワークレーンの特徴・仕組み |publisher=[[大林組]]
|accessdate=2023-03-06}}</ref>。

ホテル建築及び集合住宅建築のように、梁と梁の距離が短くクレーンマスト(ポストともいう)を建物内部に設置できない場合は、建物外部の地上部にクレーンマストのベースを設置する。その他の場合は、建物内部に設置し建物の梁にクレーンベースを設置し、建物の進捗に併せてクレーンベースも盛り換え上昇する。建築資材の揚重や水平移動に用いられ、建築物の完成後に撤去される。タワークレーンを内部建てにした場合は、クレーン上昇後に床の開口部を塞ぐ事が必要である。
 
大型のものが最上階でその役目を終えた場合、以下のいずれかの方法による手順が取られる<ref>{{Cite web |url=https://www.obayashi.co.jp/towercrane/study/dismantling.html#tab2 |website=タワークレーンの研究 |title=タワークレーンの解体には2種類の方法があります。 |publisher=大林組 |accessdate=2023-03-06}}</ref>。これはほとんど知られていなかったため、クイズにまでなった
 
大型のものが最上階でその役目を終えた場合、以下のいずれかの方法による手順が取られる(これはほとんど知られていなかったため、クイズにまでなった)。
=== ピアット ===
まずは一回り小さなクレーンを吊り上げ、そのクレーンで大型のクレーンを解体して下ろし、この手順を繰り返していく。順次クレーンを小型の物に切り替えていき、最終的には手作業で解体し[[エレベーター]](ピアット)で地上へと下ろす。
 
=== クライミングダウン ===
クレーンが自らのポストを抜いて降りる方法。クライミングダウンによる場合これは、通常の動作角リミッターを切ることにより、ブームを垂直に近い角度まで移動させる特殊な操縦を行う。機種にもよるが、1本ずつもしくは複数本のポストを抜いていき、[[ラフテレーンクレーン]](ラフター)が届く高さ(低さ)に到達したら、最終的にはラフターが解体を行う。
 
== 起伏式と水平式 ==