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[[イマヌエル・カント|カント]]は、[[理性]]によって導き出される普遍的な究極の道徳規則というものの存在を提起し、それに無条件に従う事が倫理の達成であると提唱した。
我々人間をはじめとする理性的存在者は、''
善い意志とは
ちなみに、道徳規則に従う事は自らの自由意志によって規定しなければならないという。これを[[自律]]という。ここで言う自由とは理性にとっての自由である。理性以外の一切のもの(例えば欲求)によって行為を規定してはならない。こうしてカントは理性的存在者の[[自由]]と[[尊厳]]を確保したのである。
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