「認知」の版間の差分
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Shirosaki wadachi (会話 | 投稿記録) →心理学等での認知: ここでは「認知」という言葉の定義を述べており、真偽不明の認知機能が低下するエピソードを記述するのは不適切 |
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: 認知は「統覚」と「連合」の二段階にわかれた処理である。統覚は、風景などの知覚から形を取り出す働きであり、その形が何であるのかを判断する働きが連合である。認知の障害が[[失認]]であり、見えたり聞こえたりすることはできてもそれが何であるか理解できない(連合の障害と統覚の障害とでは症状には差異がある)。見たものが認知できない[[視覚失認]]のほか、[[相貌失認]]・[[手指失認]]など様々な症状があり得る。
== 社会学での認知 ==
* [[社会学]]において、認知とは[[意識]]と同義に用いられる場面もあれば、[[親子]]関係のうち、父子関係において、生殖上の意味での父が不明な子を、懐胎した母の夫が「[[認知 (親子関係)|認知]]」すること(社会学的な意味での父と宣言すること)が、社会が子をその一員として公認することの条件である(「[[嫡出]]の原理」)と説明されることもある<ref>『社会学入門(新版)』38頁(袖井孝子執筆部分)、(有斐閣、1990年)</ref>。
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