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カモリストは昔から存在するが、特に[[アポイントメント商法]]、[[デート商法]]、[[内職商法]]、[[架空請求]]、[[振り込め詐欺]]、[[出会い系サイト]]、[[ワンクリック契約|ワンクリック詐欺]]、[[原野商法]]で騙された人の名簿が悪質業者間で高額で取引されている。
 
カモリストにいったん掲載されると悪質業者による[[二次勧誘]]のターゲットになり、職場や自宅に毎日勧誘電話を入れられたり、景品または商品が当選した旨のハガキが届くようになる。カモリストは不正に流出することがある。[[訪問販売]]業界では[[業務委託契約社員]]や[[フルコミッション]](完全出来高制)の給与体系が多く、営業成績が低迷して金銭的に困った社員がカモリストを持ち出して、名簿ブローカーなどに売る流れもあるが、悪質業者が計画倒産したタイミングで、社員がカモリストを持ち出し彼らが新しい会社を設立するときにそのカモリストを再利用する場合がもっとも多い。その一方で、自分の母校の[[同窓会名簿]]や、自社の[[社員名簿]]を売っている者が存在するが、これらの名簿は卒業年、会社名といった属性は同一だが、掲載者全員がカモというものではない(逆に、中にはクレーマーがいるかもしれない)ので、営業活動に使う名簿としては活用しにくい一面もある。世間にはあまり知られていないが、名簿の持ち出しが稀に刑事事件にも発展することもある。
 
[[カモリスト]]という言葉は、ネット上の掲示板や雑談で使われるようになった[[俗語]]で、訪問販売業界では[[ベロベロ]]の資料、[[ベロベロ]]のリストと愛嬌を伴った言葉しか使われず、[[カモリスト]]などと、得てして人種差別のような呼ばれ方をすることはまず無い。