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'''コーパス言語学'''('''こーぱすげんごがく''')は[[言語学]]の一分野である。
実際に使用された大量の言語資料を集めたものがコーパス。
 
実際に使用された大量の言語資料を集めたものをコーパスと呼び、そのコーパスを利用して、より実際的な言語の仕組みを探る学問がコーパス言語学である。
チョムスキーの生成文法が言語能力(Competence)を調査対象とするのに対し、コーパス言語学は言語運用(Performance)に焦点を当てる。
 
[[ノーム・チョムスキー|チョムスキー]]の[[生成文法]]が言語能力(Competence)を調査対象とするのに対し、コーパス言語学は言語運用(Performance)に焦点を当てる。ある言語事象をリサーチクエスチョン(仮説)として設定し、それをコーパスデータに基づいて記述する。その後、その仮説を検証し、それに基づいて新たなリサーチクエスチョンを設定するという研究サイクルが一般的である。
日本でのコーパス言語学の第一人者は、現・立命館大学言語教育情報研究科・研究科長の'''中村純作'''教授(英語コーパス学会会長)、大東文化大学'''山崎俊次'''教授である。
 
日本でのコーパス言語学の第一人者は、現・[[立命館大学]]言語教育情報研究科・研究科長の'''中村純作'''教授(英語コーパス学会会長)、[[大東文化大学]]'''山崎俊次'''教授である。
 
[[de:Korpuslinguistik]]
[[en:Corpus linguistics]]
[[es:Corpus lingüístico]]
 
[[Category:言語・言語学]]