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{{mergefrom|トゥルー・クライム ~ニューヨークシティ~|True Crime}}
'''True Crime'''(トゥルー・クライム)は[[アクティビジョン|Activision]]から発売された[[アクションゲーム]]。主人公は警察官となって銃器や格闘技を用いて街中で発生する犯罪を取り締まり、またメインとなる事件を追う。[[2006年]]時点で2作品が出ている。
 
{{netabare}}
==概要==
=== True Crime:Streets of LA ===
 
以下LA。
2003年11月3日[[アクティビジョン|Activision]]から[[プレイステーション2]]と[[Xbox]]そして[[パーソナルコンピュータ|PC]](PC版は2004年5月11日)で発売された[[ゲームソフト]]。日本語版は2004年10月28日に[[株式会社]][[カプコン]]から[[プレイステーション2]]と[[Xbox]]で発売。
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==== 登場人物 ====
*ニコラス・カン:ゲームの主人公でE.O.D.捜査官。通称ニック。
 
*ロージー・ベラスコ:ニックの相棒兼お目付け役のエリート刑事。
*ニコラス・カン:ゲームの主人公でE.O.D.捜査官。通称ニック。
 
*チーフ:ニックとロージーの上司
*ロージー・ベラスコ:ニックの相棒兼お目付け役のエリート刑事。
 
*マスタフ:ソン:[[FBI]]捜査官。ニックとロージーは犬猿上司仲。
 
*ウー爺さん:チャイナタウンの長老。ニックが追う事件の秘密を知っているらしい。
*マスターソン:[[FBI]]捜査官。ニックとは犬猿の仲。
 
*ロッキー:ロシアンマフィアのボス
*ウー爺さん:チャイナタウンの長老。ニックが追う事件の秘密を知っているらしい。
 
*ロッキー:ロシアンマフィアのボス
=== True Crime:New York City ===
 
以下NYC。
Street of LAの続編。2005年11月15日[[アクティビジョン|Activision]]から[[プレイステーション2]]と[[Xbox]]そして[[ゲームキューブ]]で発売された[[ゲームソフト]]。
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==== 登場人物 ====
*マーカス・リード:元ストリートギャングで[[ニューヨーク]]市警察路上犯罪課の刑事。このゲームの主人公。自分と父に仕掛けられた罠と、テリー殺害の真実を追究する。
 
*イサイア・リード:かつて裏社会で"King"とあだ名された大物で、マーカスの父。マーカスと共に殺されそうになった後、特別扱いで収監。
*マーカス・リード:元ストリートギャングで[[ニューヨーク]]市警察路上犯罪課の刑事。このゲームの主人公。自分と父に仕掛けられた罠と、テリー殺害の真実を追究する。
 
*イサイアテレンスヒギンズ:[[ニュド:かつて裏社会で"King"とあだ名された大物ヨーク]]市警察組織犯罪課の刑事で、マーカスの恩人。通称テリー。マーカスと共を組織犯罪課に呼ぶが、何者かに殺されそうになった後、特別扱いで収監
 
*テレンスビクターヒギンズ:ナバロ:[[ニューヨーク]]市警察組織犯罪課の刑事で、マーカスの恩人責任者通称テリーの勧めで渋々マーカスを組織部下にするが、テリー死亡後はすぐに路上犯罪課に呼ぶが、何者かに殺害される飛ばしてしまう
 
*ビクタディバロ:・ディクソン:[[ニューヨーク]]市警察組織路上犯罪課の責任者。テリーの勧めで渋々飛ばされてきたマーカスを部下、市内で頻発するが、テリー死亡後はすぐに路上犯罪課に飛ばしてしまうの取締り強化を指示する
 
*ディーナガブリエルホワイテクソ:グ:[[ニューヨークFBI]]捜査官。市警察路上犯罪課内部にいるスパイ責任者。飛ばされ内偵をしきたおり、マーカスに、市内で頻発する路上犯罪テリー殺害にもそ取締り強化者たちが関与していることを指示す摘し、内偵に協力させる。
 
*ガブリエル・ホワイティング:[[FBI]]捜査官。市警察内部にいるスパイの内偵をしており、マーカスにテリー殺害にもその者たちが関与していることを指摘し、内偵に協力させる。
 
== 内容について ==
 
[[GTA]]3以降に良く見られるようになった、3Dで再現された街の中を動き回る[[アクションゲーム]]。基本的には人間を操作するのだが、街中を走る車やバイクを奪って乗れるなど、[[GTA]]シリーズと似ているところは多い。
 
=== True Crimeの特徴 ===
 
*舞台となる地域の道路や主な建築物などを、実際に基づいて再現している。
 
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==== 警察の仕事 ====
 
*[[給料]]が導入され、プレイヤーは犯人を逮捕したり昇進したりするたびに警察からお金をもらえる。そのお金でいろいろなものを購入する。
 
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==== 車両 ====
 
*バイクに乗れるようになった。
 
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==== 武器・戦闘関連 ====
 
*LAではスキルアップごとに自分の拳銃がパワーアップしていったが、NYCでは武器の種類が大幅に増え、購入することでそれらを装備することが可能となった。武器は市警本部の武器庫、もしくは街にあるガンショップで購入する。武器の種類は拳銃や自動小銃、サブマシンガン、ショットガン、狙撃銃など警察の装備としてよく知られているものから、街のガンショップでしか買えない対戦車ロケット砲、ガトリングガン、マグライト、ナイフ、マチェット、地雷、手榴弾など強力なもの、また離れた相手に針を撃ちこんで電撃を加えるスタンガンや警棒、電撃を加えられるスタンスティック、マグライト、閃光手りゅう弾、麻酔銃などの非致死性武器もあり、相手を安全且つ生け捕りにするのに役立つ。一度に持ち運べる装備には限りがあって、持てない分については自分が持っている車のトランクに保管されており、トランクを開けて武器の持ち換えができる。警察の武器庫では有料でガンスキルが学べ、各階級ごとに一つのスキルがある。
 
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==== 買い物や交通 ====
 
*市内には多くの店があり、主人公は後述の武器や服の他、ヒットポイント回復のために食料品や医薬品を買える。前作では街中を自由行動している時のヒットポイント回復は薬局で薬を買うのみであったが、今作では露店や食料品店、薬局、ファーストフード店など色々ある。品物は薬をはじめとして[[コーヒー]]と[[ドーナツ]]のセット、[[フィッシュアンドチップス]]、[[サンドウィッチ]]、[[ワイン]]、[[ホットドッグ]]など様々だが、高いものほどヒットポイントの回復量も大きい。この店は先述の犯罪発生率が高いと開いているものが少なくなり、犯罪発生率の低下によって増えていく。
 
*主人公の着替えが可能となり、市警本部地下のロッカーで着替えられる。スタート時点で装着できるのは私服1種類と制服のみだが、街にあるブティックで服を購入することで、ロッカー内にある服の種類も増えていく。
 
*タクシーや地下鉄といった交通機関を使うことにより、遠隔地でも一瞬で移動できるようになった。タクシーの方が地下鉄より高く、南北に細長いマンハッタンの端から端まで移動すると、およそ40~5040~50ドル程度。その代わり、どこでも好きなところに移動できる。地下鉄はタクシーより安価だが、駅から駅までしか移動できない。
 
*CD店でCDを購入すると、乗車中にかかるBGMを変更できる。
 
=== LAとNYCの全体的な比較 ===
上記のようにゲームの内容についてはLAとNYCは違うところが多いが、全体的の雰囲気を比較してみてもかなり違うところがある。
 
上記のようにゲームの内容についてはLAとNYCは違うところが多いが、全体的の雰囲気を比較してみてもかなり違うところがある。
LAは先述のようにストーリーの分岐があるが、進め方によっては地底に住む巨大な炎の竜を主人公が銃で倒す、超能力者が出てくるなど、かなりファンタジー要素が強い内容にもなっている。一方でNYCはゲームの演出として現実にはありえないもの、例えばボスとなる犯罪者が劇場の舞台装置に乗ってその搭載兵器で主人公を攻撃してくるといったことはあるが、前作のようなファンタジーに振った流れはなく、元ストリートギャングの警官が仇を追求していく趣旨に徹している。このように両者はアクションゲームという土台と、そのための操作やシステムは共有するところがありながらも、前者はLAを舞台にした荒唐無稽さも許容しアクションをひたすら追求したゲーム、後者はニューヨークを舞台にし、ストリートの雰囲気を前面に出したハリウッド映画的ポリスアクション、ぐらいの違いがある。よって、いずれかを遊んで楽しんだものがこれを知らず、同じシリーズだからともういずれかに手をつけると違和感を覚えるかも知れない。
 
== LAPDとNYPD ==
 
[http://en.wikipedia.org/wiki/LAPD Los Angeles Police Department]と[http://en.wikipedia.org/wiki/NYPD New York City Police Department]はいずれもアメリカの市における自治体警察。アメリカは日本の市に相当するCityにPolice Departmentが置かれ、州が持つ犯罪の捜査、逮捕、取調べなどの法執行権を行使する。またロサンジェルスもニューヨークも大都市なのでLAPDは約17,000人、NYPDは約35,000人の職員を擁し、その規模は日本の都道府県警察に匹敵するので、日本人が想像する「市の部局」といった印象からするとかなり大規模と言える。ゲーム内では権利上の関係からかLAではパトカーのドアについている市章([http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Sealmotto.jpg 実際のパトカーの市章])が省かれていて、またNYCでは全体を通して市警察名称の省略形は「PDNY」と表記され、マーカスが着用する制服上腕部のワッペンでは中央部のしるし([http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Nypdpatch.jpg NYPDのワッペン])も変更されていた。
 
==攻略本==
 
LA、NYCともアメリカのゲームソフトメーカー[[BradyGames]]のOfficial Strategy Guide(英語版のみ)が発売されている。日本では[[Amazon.com]]などで購入することが可能。