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{{Medical}}
'''内視現象''' ('''ないしげんしょう'''、'''{{lang|en|entoptic phenomenon}}''') とは[[目|眼]]そのものを原因とするような[[視覚]]現象である。 [[飛蚊症]]は代表的な内視現象である。
 
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;[[眼内閃光]]<!--phosphene-->: 眼を閉じたときに眼球を圧迫するなどして網膜を刺激することによって光が眼に差し込んでいないのに光の知覚が生まれる現象である。
;[[プルキニエの像]] ({{lang|en|[[:en:Purkinje images]]}}): 例えば、暗い部屋の中で小さな点光源を見るとき、それ自体のほかに視野の別の場所にも暗い光が現れる。 これは眼球内での光の反射が原因で起こるという説がある。 おそらくは[[水晶体]]の前面で反射した光が[[角膜]]の後面で再度反射し網膜に光を投げかけることによりおこる。 ときには水晶体の後面で反射した光によると思われるさらに暗い反射光が見えることがある。
 
==内視現象ではない視覚現象==
主観的現象はしばしばその原因を特定することが難しい。 現象としては内視現象に似ているものの脳に原因があるものもある。 例えば[[閃輝暗点]]は {{lang|en|blue field entoptic phenomenon}} のようにジグザグに動く小さな光点が見えるが、これは暗いところでも現れる。 閃輝暗点は、[[大脳]]の一部の血流の変化によって起こるものであり、しばしばより複雑な[[幻覚]]や[[偏頭痛]]を伴う。
 
[[Category:眼科学|ないしけんしよう]]