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'''センリョウ'''(千両、''Sarcandra glabra'' ([[Thunb.]]) [[Nakai]])は[[センリョウ科]]の常緑小低木。林内に生育し、また冬に赤い[[果実]]をつけ美しいので栽培される。
 
高さは数十cmで[[葉]]は対生。[[花]]は黄緑色で夏に咲き、茎の先に穂状花序をつくる。花には[[花被]]がなく、[[雄しべ]]は[[雌しべ]]の側面から直接出る変わった姿である。[[果実]]は液果で冬に赤く熟す。
 
[[被子植物]]であるにもかかわらず、[[維管束]]の[[木部]]は[[導管]]でなく、[[裸子植物]]同様の[[仮導管]]から構成されている。花の構造の特殊性と共に、この植物の原始性を表す特徴と考えられる。日本の[[中部東海地方]]以西、から[[東南アジア]]、[[インド]]までに野生する。
 
特に名前がめでたいので[[マンリョウ]](万両)などとともに[[正月]]の縁起物とされる。