「マシーン (政治)」の版間の差分
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'''マシーン'''(machine)は[[利権]]や[[猟官制]]に基づく集票組織に対する[[アメリカ合衆国]]における呼称である。マシーンにはボスが存在することが多く、また必ず公共事業や公務員ポストといった利権に依存する忠勤集団が存在する。多くの[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の都市においてはマシーン政治が存在する。特に1875年から1950年の間がマシーンの最盛期とされ、その中には現在まで続いているものもある。同様の形態は[[ラテンアメリカ]]や[[日本]]の農村部においても見られる。[[自由民主党_(日本)]]は都市圏周辺地域や農村部で、[[農業協同組合|農協]]や公共事業を通じたマシーンを有する。
マシーンのかなめは利権である。公職を有する事により便宜を図り、それに関連して時には[[賄賂]]を受けることができる。マシーン政治は政策論争による政治からの逸脱であり、「
== アメリカ合衆国におけるマシーン ==
19世紀後期から20世紀前期のアメリカでは、[[ボストン]]、[[シカゴ]]、[[クリーブランド]]、[[ニューヨーク|ニューヨーク市]]、[[フィラデルフィア]]といった大都市は軒並みマシーンを有していた。マシーンのボスは忠実な政治家たちを従えており、指図ひとつであらゆる便宜を図ることができた。
19世紀における[[移民]]たちはアメリカ独特の
マグワンプ([[w:Mugwump]]、[[1884年]]の大統領選挙で[[民主党 (アメリカ)|民主党]][[グロバー・クリーブランド|クリーブランド]]候補を支持した[[共和党 (アメリカ)|共和党]]員たち)のような市民主義者たちはマシーンを批判した。[[セオドア・ルーズベルト]]時代までの"進歩の時代"([[w:Progressive Era]])に、全国レベル
[[cs:Klientelismus]]
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