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'''食文化'''(しょくぶんか)は、食にまつわる[[文化]]を総称する[[概念]]であり、そこには[[食材]]、[[調理法]]といった食品に関わるものから、[[食器]]から、[[マナー]]、[[外食産業]]などに至るまで多くの物事のあり方が含まれる。
 
食文化は、[[日常生活|日常の生活]]の必要を満たしたり、[[飢饉]]などへの対処でも特殊な発展をしてきた。
 
[[民族]]や[[国]]、[[宗教]]、[[風俗]]によってそれぞれ固有の多様な食文化が存在する一方で、[[麺類]]のように[[交易]]などを通じて[[麺類]]のように文化圏を越えて食文化が伝搬する場合もある。[[ヨーロッパ]]の近世史では、[[地理]]上の発見や[[植民地]]戦争が、食材や[[香辛料]]などの面で[[:category:ヨーロッパの食文化|その食文化]]に大きな影響を与えた。また[[日本]]においても、[[明治維新]]に伴う[[文明開化]]や、[[太平洋戦争]]中の食糧不足、[[連合国軍最高司令官総司令部]]の占領下の日本での食糧援助、[[高度経済成長]]などにより食文化が急速に変化してきたのは周知のところである。
 
[[現代社会]]の[[グローバリズム]]の趨勢の中で、それぞれの食文化は均一化の方向へ向かっているとも言われる。欧米企業を主体にした[[ファストフード]]店が、世界各国の地方都市にまで展開していたり、[[インスタント食品]]や[[スナック菓子]]などが流通するようになっているのも、流れのひとつである。しかし、これに逆らう形で[[郷土料理]]の見直し、[[地産地消]]、[[スローフード]]運動のように、固有の食文化を大切にする気運も生じている。
 
[[宗教]]教義や生活環境の違いなどによる[[食のタブー]]や、食の頻度、摂取する時間、マナー、[[ハレとケ|ハレやケ]]の食品なども食文化の要素のひとつである。これらも天候の変化、征服支配、経済成長などの要因によって時代とともに変化し得る。
 
==関連項目==
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*[[野菜の一覧]]
*[[昆虫食]]
*[[食器]]
 
== 外部リンク ==