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現在では、托鉢は[[法律]]によって禁止されているが、修行として、或いはチャリティとして届け出制によって許可されている。従って、毎日行われることはなく、特定の日にのみ行われる。形態としては、集団で自派の[[檀家]]の家々(近隣に限らない)を訪問する形態と、個人で[[寺院]]の門前や往来の激しい[[交差点]]に直立して移動せずに[[喜捨]]を乞う形態がある。
 
托鉢では、[[道路交通法]]に基づく[[警察署]]の道路使用許可は不要というのが通説となっている。
 
このような日本の仏教における托鉢が本来の目的から外れるようになったのは、日本を含む[[東アジア]]に広まった[[大乗仏教]]では[[上座部仏教]]とは異なり、物品の所有を禁止しておらず、その結果として寺院が寄進された[[荘園]]等を運営し、その[[小作料]]等で寺院を維持する事が可能となったため、維持を目的とした托鉢を行う必要がなくなった事による。