サバンジュ財閥(サバンジュざいばつ、Sabancı grubu)は、持株会社のサバンジュ・ホールディング(Sabancı Holding)を頂点とする、トルコ最大の財閥。現在のサバンジュ・ホールディング会長はギュレル・サバンジュ(Güler Sabancı)。先代のサクップ・サバンジュ(Sakıp Sabancı)は慈善家として知られ、とくに教育医療機関に多額の寄付を行っていた。この功績を讃えられ、サクップの葬儀は国葬として執り行われた。

Hacı Ömer Sabancı Holding A.Ş.
種類
公開会社
市場情報 BİST: SAHOL
業種 コングロマリット
設立 1967
本社
事業地域
Worldwide
主要人物
  • Güler Sabancı (Chairman and Executive Member)
  • Cenk Alper (Board Member and CEO)
  • Barış Oran (CFO)[1]
製品 金融, エネルギー, セメント, 小売, 保険, 製造業
売上高 増加1035億リラ(2020)
利益
増加 52億リラ (2020)
従業員数
57,556 ウィキデータを編集
子会社 [2]
ウェブサイト www.sabanci.com
トルコイスタンブール県第4レヴェントにあるサバンジュ財閥タワービル

グループの上場企業は11社。主な企業は、金融部門のアクバンク(Ak Bank:銀行)、アク・シゴルタ(Ak Sigorta:保険)。自動車部門のトヨタ・サ(Toyota SA:トヨタ自動車との合弁、乗用車)、テム・サ(Temsa:バス)、流通部門のカルフール・サ(CarrefourSA:カルフール)などほか多数。トヨタ・サではカローラなどを生産し、ほとんどが欧州へ向けて輸出されている。

脚注 編集

  1. ^ Key People”. Sabancı Holding A.Ş.. 2013年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年6月24日閲覧。
  2. ^ Group Companies”. Sabancı Holding A.Ş.. 2012年6月16日閲覧。

外部リンク 編集

公式ウェブサイト (トルコ語)(英語)