デイヴィッド・ジェイコブズ (脚本家)

デイヴィッド・ジェイコブズ(David Jacobs, 1939年8月12日 - 2023年8月20日[1])は、アメリカ合衆国のテレビドラマ脚本家、プロデューサー、ディレクター[2]。CBSのプライムタイム連続ドラマ『ダラス』、『Knots Landing』、『Paradise』の制作で最もよく知られる。

David Jacobs
デイヴィッド・ジェイコブズ
生誕 (1939-08-12) 1939年8月12日
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国メリーランド州ボルチモア
死没 2023年8月20日(2023-08-20)(84歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国カリフォルニア州バーバンク
出身校 メリーランド・インスティチュート・カレッジ・オブ・アート
職業 テレビ脚本家/プロデューサー
活動期間 1977年–2005年
代表作 ダラス
Knots Landing
Paradise
配偶者 リン・プレシェット (? - ?) (離婚) (子1人)
ダイアナ・ジェイコブズ (1977年 - 現在) (子2人)
子供 3人
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経歴 編集

メリーランド州ボルチモアで生まれ、1人妹がいる。ユダヤ系の両親は質素な生活をし、父親は家電販売員であった。ボルチモア市立カレッジ・ハイスクールに通学し、メリーランド・インスティチュート・カレッジ・オブ・アートから芸術学士号を受けた。卒業後、ニューヨークに転居してイラストレーター、Grolier's Encyclopediaの研究者として勤務した。すぐにフリーランスのノンフィクション記事のライターも開始し、建築家で発明家のバックミンスター・フラーに関する記事で最もよく知られる。ルネサンスの偉大な芸術家に関する児童書も執筆した。1975年、6ヶ月に亘りサラ・アン・フリードマンと共にニューヨーク市警察に密着し、ノンフィクションの書籍『Police, a Precinct at Work』を執筆した。

女優リン・プレシェットと結婚して娘アルビンをもうけたが離婚した。その後ダイアナと結婚し、アーロンとモリーをもうけた。娘の近くに住むべくロサンゼルスに転居し、脚本の執筆を開始した。題名が決まらないまま提案されたミニシリーズのパイロット版はのちに『ダラス』と名付けられた。『ダラス』は大ヒットしてシーズン14まで継続し、脚本家およびプロデューサーとしての地位を確立した。

2023年8月20日、カリフォルニア州バーバンクの病院で死去。84歳没[1]

フィルモグラフィ 編集

クリエイター 脚本家 プロデューサー ディレクター
1977 Kingston: Confidential
1977-1978 Family, season 3
1978-1979 ダラス
Dallas, seasons 1-3
1979 熱血弁護士カズ
Kaz
1979 Married: The First Year
1979-1993 Knots Landing
1980 Secrets of Midland Heights
1982 Behind the Screen
1982 Chicago Story
1984 Lace
1985 Berrenger's
1986 Dallas: The Early Years
1988-1991 Paradise
1991-1993 Homefront
1992-1993 Bodies of Evidence
1993 The Knots Landing Block Party
1997 Knots Landing: Back to the Cul-de-Sac
1998 Four Corners
2005 Knots Landing Reunion: Together Again

脚注 編集

  1. ^ a b Koseluk, Chris (2023年8月23日). “David Jacobs, Creator of ‘Dallas’ and ‘Knots Landing,’ Dies at 84” (英語). The Hollywood Reporter. 2023年8月24日閲覧。
  2. ^ David Jacobs Producer/ Show Creator”. The Interviews 25 Years. Television Academy Foundation. 5/29/2022閲覧。

外部リンク 編集