パリ条約(パリじょうやく、フランス語: Traité de Paris)は1323年3月6日に締結された、フランドル伯ルイ1世ホラント伯ウィレム3世の間の条約。

概要 編集

条約はアヴェーヌ家英語版ダンピエール家英語版の紛争を終わらせた。ルイ1世はゼーラントへの請求を取り下げ、ホラント伯による領有を承認した。これにより、ホラント伯はゼーラント伯も兼任した[1]。その代わり、ウィレム3世は帝国領フランドルドイツ語版を放棄した。

脚注 編集

  1. ^ Sicking, Louis (2004) (英語). Neptune and the Netherlands: State, Economy, and War at Sea in the Renaissance. Leiden: Brill. p. 45. ISBN 90-04-13850-1. ISSN 1385-7827. https://books.google.com.hk/books?id=Jdjsok-J5dYC&pg=PA45