パンチャタントラ (サンスクリット語: पञ्चतन्त्रpañcatantra) は、西暦200年ごろにヴィシュヌ・シャルマーによって作られたインドの説話集。 サンスクリット語で記された。王族の子に対して動物などを用いて政治、処世、倫理を教示する目的で作られた。児童向け書籍としては世界最古のものである。

パンチャタントラのレリーフ(インドネシア)

5巻から成り、84の説話が収められている。

内容 編集

  • 1巻:友人を失う(34話)
  • 2巻:友人ができる(10話)
  • 3巻:カラスとフクロウ(18話)
  • 4巻:得たものを失う(12話)
  • 5巻:浅はかな行い(10話)

関連項目 編集

出典 編集

『パンチャタントラ-世界で最も古い子どものためのお話集』(PDF)マノラマ・ジャファ