市民民主同盟(しみんみんしゅどうめい、チェコ語:Občanská demokratická aliance ODA)は、1989年~2007年までの期間に存在したチェコ中道右派政党である。

沿革 編集

1989年12月に反体制運動「憲章77」の右派系活動家を主体として結成された。当初は非共産党系政治勢力「市民フォーラム」の一員として活動したが、同フォーラムが1991年に分裂した後、独自政党としての活動を開始した。

1992年選挙ではチェコ国民議会で6%弱の得票を得て14議席を得た(連邦議会は人民院と民族院の両院で議席を獲得出来なかった)。選挙後、市民民主党(ODS)やチェコスロバキア人民党(KDU-CSL)と共に連立政権を構成し、チェコ独立後に行われた1996年選挙後も継続した。98年の下院選挙では候補を擁立できず、下院での議席を失ったが、1996年に新設された上院では議席を維持した。また1998年以降はKDU-CSLや自由連合(US)及び民主連合(DEU)と政党連合「4党連立」(Čtyřkoalice)を結成して選挙に挑んだが、2007年に解党した。

参考文献 編集