現代中国研究会(げんだいちゅうごくけんきゅうかい)は、京都市を拠点として活動する文学者歴史学者などを中心とする、現代中国を研究対象とする学者・大学院生などによって組織された勉強会。

会員やゲストの研究成果を披露する「公開研究会」、会員が日本に招待したゲストによる講演「公開講演会」などの開催を主たる活動とする。

1975年から1987年竹内実京都大学人文科学研究所において主催していた「共同研究会」を母体とする。竹内の退官にともない、活動の拠点を立命館大学に移して活動が継続された。1994年、竹内は「会長職」をしりぞいて「顧問」となり、かわって佛教大学教授の吉田富夫が「代表」に就任した。

2012年時点で代表の吉田富夫は、中国人作家の莫言とメールをやりとりしたり互いの自宅を訪問しあうなど親交が深く[1]、同会の「公開講演会」では、1999年[2]、2003年[3]、2006年[4]、2011年[5]の四回にわたり、莫言がメインゲストとして招かれ、講演を行っている。

外部リンク 編集

脚注 編集

  1. ^ 「Interview:吉田富夫(佛教大名誉教授) 飾らぬ農民らしさ不変 十数年来の友人・莫言氏に送る」(毎日新聞 2012年10月16日 東京夕刊)「したたかな代弁者」(中国新聞「天風録」2012年10月13日)【寄稿】佛教大教授・吉田富夫「莫言氏ノーベル文学賞」(msn産経ニュース 2012.10.14 09:08)
  2. ^ 外部リンク:「1999年10月24日(日)公開講演 莫言の文学
  3. ^ 外部リンク:「2003年9月21日(日)講演会『莫言の文学』
  4. ^ 外部リンク:「2006年5月27日(土) 講演会『莫言とその文学』
  5. ^ 外部リンク:「2011年7月24日(日)講演会 「莫言の新作長編『蛙鳴』」