甲水県(こうすい-けん)は中華人民共和国山西省にかつて存在した県。現在の長治市武郷県北西部、故城村一帯に相当する。

中国地名の変遷
建置 漢代
使用状況 606年廃止
前漢涅氏県
後漢涅県
三国涅県
西晋涅県
東晋十六国涅県
南北朝陽城県(北魏)
甲水県

前漢により設置された涅氏県を前身とする。後漢により涅県南北朝時代529年永安2年)には北魏により陽城県と改称された。

隋朝が成立すると598年開皇18年)に甲水県と改称、606年大業2年)に廃止された。