直島バス
直島バス(なおしまバス)は、かつて香川県香川郡直島町に存在したバス事業者。
現在、直島町で運行されているバスは直島町営バス(愛称:すなおくん)は、この直島バスの路線を引き継いだものである。
会社としては、直島タクシーとして存続している。
沿革 編集
路線 編集
- 1988年当時[1]
- 積浦 - 本村港 - 役場前 - 東宮ノ浦 - 宮ノ浦港 - 東宮ノ浦 - 鷲ノ松 - 三菱金属正門前
- 2002年の廃止当時
- 本村~宮之浦港~三菱正門前
- 本村~積浦~つつじ荘
直島町は瀬戸内海東備讃瀬戸の直島諸島の島で、面積も狭く、現在では人口も少ないが、三菱の直島銅製錬所があり、かつてはその従業員も多かった。島内にはこれといった観光地はなかったため、利用者のほとんどが島民で[1]、特に幼稚園児の送迎は重要な役割であった[1]。
車両 編集
1988年時点では、日野レインボーRJが2台[2]<在籍しており、塗色はアイボリーホワイトをベースにダークグリーン帯が入るツートンカラーであった[1]。
車両(日野レインボー KC-RJ1JJCA)は直島町営バスの予備車として譲渡されている。塗装等は直島バス当時のままである。主に、多客時の積み残し対応臨時便や幼稚園送迎、葬儀の送迎(参列者を火葬場まで送迎)などに使用されている。
脚注 編集
参考文献 編集
- 『バス・ジャパン』10号(バス・ジャパン刊行会・1988年10月1日発行)ISBN 4-7952-7765-6